2008年9月19日 (金)

引越し無事完了!記事のお引越し(インポートって言うんだな)も、いい感じ。今後はアメブロに更新していきます。Trend Match←をご登録ください。

2年と3ヶ月と19日。

自分がブログを始めてから経過した時間だ。

読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

引越します。これからアメブロガー(だっけ?)となりつつも、ほとんど何も変えることなく、ボチボチやってまいりますので、ヨロシクお願い致します。

そしてココログさん、本当にお世話になりました。

アメブロへの記事のインポートも、かなりうまくいきましたが、制約があってインポートできなかったものもありますので、こちらのほうも閉鎖せず、残しておくことに致します。

しかし、ほんとに「引越し」した気分に少しなっているのは、ちょっと不思議だな。

ではでは!

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2008年9月18日 (木)

そろりと引越し中。いや、ブログの話。←Trend Match一番上をクリックしてみてくださいまし。

うまくいけば、完全にお引越ししようかと思っている。

まだ手探り状態なので、完全に引越しとなるまでは、こちらも残しておきます。

うまくいかなければ、とっとと戻って参ります。(笑)

アメブロをよく解らないながらいじって、とりあえず、ひとつネタを更新するところまでこぎつけた。

コチラです。http://ameblo.jp/takazaemon/(「女子大准教授☆影山貴彦でっす。~やっぱテレビがお好きでしょ?」)

覗いてやってください。基本的には何も変ってはいないんだけれど、やっぱ多少気分って変わるもんだ。

ということで、中途半端な挨拶になりましたが、これからもヨロシクです。

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2008年9月15日 (月)

「おくりびと」・・やられた~。本年度邦画ナンバー1と押し続けている、「歩いても歩いても」危うし、か?

うまいなあ。

全部ウマいんだけど、やっぱ脚本か~。

「石」が大きな意味を持つ。

石、意思、意志、そして・・遺志。

深いなあ、って無理やりか。

小山薫堂サン。

業界にゆかりにある方なら知らないヒトはいない人物。

キネマ旬報のベスト1作品、これで、微妙になったなあ。

作品のカラーとしては、自分としては「歩いても歩いても」なんだが、

いろんな力の作用からすると、「おくりびと」なんだなあ。

まあ、どちらか、という意味では間違いないと思う。

う~~む。それもまたアリか。

そういえば小山薫堂氏、来年から東北の芸術大学の教員になることが内定しているとか。

山形の大学らしい。

お?そういえば、「おくりびと」の舞台って山形だった。

小山サン、東北の出身か?と思いきや、熊本だった。

なんか山形と縁があるのだろうか?しょうもないことが気になる。

ちなみに、そこの大学教員のリストには、根岸吉太郎監督の名前も。

お~~~~~!!

「遠雷」の監督だ。

超名作中の名作。

石田えりさん、サイコウだった。

学生時代、名作座で観た。

一度覗いてみたいもんだ。山形の大学。

91年の新設大学らしい。

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2008年9月13日 (土)

いつも申し上げていることだが、メディアに踊らされないほうがいい。H&Mの話(写真つき)

いつも申し上げていることだが、メディアに踊らされないほうがいい。H&Mの話(写真つき)
学会出張で東京へ。

収穫はまずまず。映画とユーモアについて、がテーマ。

まあ、それは置いておいて、少し時間があったので、銀座に進出した初日のH&Mを覗いた。

正確には入れなかった。

店員の話では、3〜4時間待ちとのことだった。

ちなみに、読者の方々の多くはボクよりファッションに詳しいとは思うので、要らぬお世話だが、1947年、スウェーデン生まれのアパレルメーカーで、世界第3位の売上高を誇る。日本市場初上陸だ。

というわけでマスコミも事前から過熱。

何となく日本テレビが特に入れ込んでいた気がした。

で、写真のように確かに人は多かった。

だが、正直、3〜4時間待たせるようなものではなかった。

多分、店側は言うダロウ。

「お客様にごゆっくり観て頂くために制限させて戴いております」

と。

百歩譲って、それが正しいとしよう。

ならば、なぜ、出来る限りの場所に、(地下鉄出た直ぐのところとか)

「只今4時間待ちでございます」

と、客にアナウンスメントしないのだ。

地下鉄の長い階段を上がり、まあまあ歩いた末に、店の前まで来て

「クールに(良く言って上げている)、3〜4時間待ちで御座います」

と言われて、こちらはどうすればいい?

凄くイケてる!

を現実以上、過剰に演出している、と判断されても仕方あるまい。

すぐ近くの店は相当混んでいたから、銀座活性化という意味では、短期間的にはいいかもしれない。

が、無理やり(面倒くさいが主観と言っておく)長い行列、イケまくっていることをメディアにも煽ってもらう手法は、もう新しいとは言えない。

二昔前くらいにドコゾのメーカー(これも自信あるけど、気を遣って名指しはしない)が、オープン時、サクラを雇って行列を演出したときは、マンマと引っ掛かったが。

まあ、そこも今ではスーパーで楽勝で買えるものな訳で。

あ〜、長くなった。

新幹線で携帯で打っているので、トメドない。

要するに、あまり踊らされないようにしましょう!ということ。

お気付きでしょうが、しっかり初日にいってるボクもアホですが。

あ、そうそう。東京都美術館のフェルメール展は、しっかり、上野公園に入ってすぐ、「○分待ち」の表示を出していた。

しかも、それほどまでには待たされることなく、人は多いなりに、きちんと観賞することができた。

これがサービスというものだろう。

H&Mとアップル、iフォンに同じ匂いを感じてしまうのはボクだけではないはずだ。

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2008年9月11日 (木)

ゴンゾウ、良かったなあ。

視聴率は、イマイチだったけれど、視聴質のとても高い番組だったと思う。

強いて言うなら、筒井道隆クンに最終回、もう少し見せ場をたくさん作って欲しかった気もする。

「相棒」との大きな違いは、一話完結ではなかった、ということだ。

作り手がかぶっているので、差別化したいという思いもあって、連続モノにしたのだろう。

「SP」もそうだったけど、それでもいくつかエピソードを複数挿入していた。

ひとつの事件で最終回までワンクール引っ張ったという刑事ドラマは、ここしばらくで類を見ない。

それが数字的な足かせにはなったが、今後内容的には、多くの人々に「発見」され認識され、高い評価を受けること間違いない。

内野聖陽クン(これまたクンと呼ぶに似つかわしくないヒトだ。でも4~5年後輩だ、学部も)引っ張りだこだろう。今後ますます。

いいドラマをありがとうございました。

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2008年9月 8日 (月)

「20世紀少年」を観に行く(後編)

さきほど観終えました。

やはり・・・予感が当たってしまった。

第二章、三章は観に行くことはない、と思う。

なにがイマイチの原因なんだろう?と考える作業も楽しい。

なんか、重苦しかった。

重い、のではなく、苦しかった。

テンポがなかった。

笑うべきところで笑えず、入り込むべきところでほぼ入りきれなかった。

これだけの精鋭(ウラもオモテも)が揃っていながら、こういう結果になることもある、好例だと思う。

それにしても、唐沢クンのギター、似合っていなかったなあ。

連続ドラマ、というスタイルをとれば、まだヨカッタかな、とも思うんだが、日テレさんいかかでしょう?

いや~、映画ってホントに難しいもんですねえ。

観終えて数時間だが、もはや内容はほとんど印象に残っていない。

いや、ボケてはないはずだ、まだ・・・。

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「20世紀少年」を観にいく(前編)

これから、「20世紀少年」を観にいく。

できるだけ予備知識なしで、とは思っているが、これだけお金のかかった話題作になると、こちらが望まなくても情報が漏れてくる。

2時間半か・・・・。長いな。

なんか、イマイチ期待はずれの作品なのではないだろうか?という予感がしている。

最初から3部作作る予定、っていう商業主義はあまり好きなパターンではない。

ともかく、真っ白な思いで観てみよう。

また報告します。

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2008年9月 4日 (木)

ここのところのエンターテインメント雑記。けっこう収穫多し・・

趣味なのか、仕事なのか、訳のわからない毎日なので、自分でも線引きがうまくできない。

もう少し若いころだったら、ここからが仕事、こっちは遊び、と強引に線引きしてたりしたもんだが、そもそもエンターテインメントを専門にしてるんだから、現実問題、区分けをきっちりすることは不可能だ。

そのため、「リフレッシュ!」と心から叫べることはあまりないといえばないが、でもそんなシチュエーションが幸せなこと、といえばそういえるのだろう。

さて・・ここ数日。

・「うめだ花月」へ落語を聞きに行く。

「落語ブーム」(とは言ってるがどこまで浸透しているかは疑問。ちなみに個人的にはとても好き)にあやかろうと、吉本らしい始め方をしたんだが、「うめだ花月」自体、秋には閉館だ。

もったいない、寂しい。

ちなみに「うめだ花月」の落語、意外なことにケッコウというか、かなりよかった!

まだ間にあいます。終わりますので、お早めに!

・「ハンコック」

たまには、ベタに一番ヒットしているものを、と観る。

決して悪いとはいわないが、翌日には、かなりの部分を忘れている。

スッキリ!のみを求めるエンターテインメントもあっていいとは思うけど、ボクの主流にするつもりはない。

・「ジャージの二人」

いいじゃないですか!ホント繰り返し今年は書いてるけど、邦画ミニシアターが飛び切り豊作だ。

主役の二人は、もう魅せてくれること間違いない、と思って、その通りだったけど、水野美紀ちゃんがケッコウいい。

何年かして振り返ると、2008年は「ミニシアター大当たりの年!」になること間違いない。

こういうタイプの淡々としていて、柔らかくて、そして深い作品がとても好きだ。

これは父と息子だったけど、夫婦、家族をテーマにした作品がとても目立つ。

「歩いても歩いても」、「ぐるりのこと」、「純喫茶磯辺」などなど。

作り手にとっても「家族」っていうものが、意欲を掻き立てる匂いを放つような時代になってる、ってことなんだろう。

それは社会として喜ぶべきことだとは限らないけど。

「ジャージ~」を観ながら、今年の作品じゃないけど、「間宮兄弟」」を思い出した。あれもよかった。

あまり、というかDVDで観たものは、通常わざわざ書かないんだが、

・「羅生門」(DVD)

事情があって(仕事の要素大、ということですね)、観直した。

すごい、凄すぎる。観てないかた、ゼヒゼヒ観るべきです。

黒澤監督がベネチアで金獅子賞を受賞した作品。

60年前の作品とは!信じられない。っていうか、そういうこと全部抜きにして観て、シンプルに面白い!

エンターテインメントの原点だと思う。

来月、「母べえ」の原作者で、黒澤作品を長年支え続けて来られた野上照代さんにお会いする。

今から楽しみだ。

・「スペースカウボーイ」(DVD)

なんでこの作品を見逃していたんだろう。かなり忙しい時期ではあったが、忙しいときほど、映画を観たくなる人間なのに。

今でも不思議でならない、自分が。

クリント・イーストウッドは超がつくほど好きなのに・・。

謎だ。

それはともかく。

いいなあ、年を重ねるって素晴らしい、と思わせてくれる作品。

公開時よりも、今観てよかったかもしれない。10年後はさらに感動するのかも。

企画がサイコウだ。

テレビサイズで観ても、宇宙シーンがそれほどチャチくなかった。うまいんだろうな、撮り方が。


ふう、疲れた。この辺で、またー。

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2008年9月 3日 (水)

声に出して・・なんとかっていうシリーズがベストセラーになった。齋藤孝センセイだった、か。ちょっと違うけど、「声の出し方」って気になる。福田首相の辞任会見にて・・・・。

イデオロギー的なことはいつものように割愛。

メディアに働く人間にもパターンがいくつかあって・・・。

放送畑と広告畑は似ている。

新聞畑と出版畑も似ている。

ズラっと一列に並んだヒト(マスコミ人)の風貌を見ただけで、それがどちらに属するヒトかわかる、タブン。

ただ、放送畑でも、報道となると、ちょっとニュアンスが変ってくる。

オチャラケ畑の自分などは、報道のフロアはできるだけ行かないようにしていた。

なんか流れている空気が違うのだ。

シリアス風、だ。あくまでも「フウ」なんだが。(澱んでいる、って書くと怒られるな、あ、書いてる、「主観」です。)

なんか、自分たちが「放送」を背負っているんだ!みたいな空気がある。(これまた、思い込みなんだけど)

心の中で、「フン!」とか思いつつ、用事があって報道に行っても極力長居はしないようにしていた。

っていうあくまでも、「主観」のコメントをふまえつつ・・(報道畑の知り合いも多いので、ソソクサと先へ!)

なんで、質問する記者たちは一様に、テンション低く、不機嫌そうで、そして、エラそうなんだろう。

そんなことない、と否定する方、ちょっと待って欲しい。

「そのように聞こえる」、ということは紛れもない事実だ。それこそメディアがよく使う世間の声ってやつだ。

バラエティならば、とりあえず、声出して~、カラ元気でもいいから、「張って」行こう!っていう不文律がある。

もちろん、その場その場で、どういう「声の出し方」がいいかはそれぞれ違う。

でも、

一国の総理が「辞める」っていう会見をしてるにもかかわらず、

「モゴモゴ新聞の(聞こえない)、○○です↓(なんかアナタ自身にご不幸でもありましたか?)」

っていう記者たちの自己紹介は、極めて不快だった。

「声を張れ!声を!!」

そんなんで、記事にする作業のときだけ、流暢に、元気に(活字が)正義感ぶりを発揮したって、なんかウソくさいと思うのだ。

あと、「国民の代表」的な発言も、ちょっとどうか?

あなたのカタルシスを満たすだけなんじゃないの?ってヒト(声)も目立つ。

無論、押しなべて、ではない。でも、ケッコウいる。

そういう連中が、大体自分のことを勘違いしてたりする。

自分はかけがえのないジャーナリストだ、と。

でも、「あなたの代わりはいくらでもいる」

エラそうに言ってるが、ボクも局を辞めて、初めて気づいた部分だ。

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2008年9月 1日 (月)

あいさつって難しい。エド・はるみさんとタモリさんの場合・・

エド・はるみさんの24時間テレビマラソン、スタート直前の挨拶。

長かった。

正直しんどかった。

企画は「マラソンスピーチ」だったか?と思った。

だいたい、スピーチの類は、通常短ければ短いほうがいい。

長くても、「素晴らしい!」と思わせるには、相当の力が必要だ。

家内が

「立候補するのかと思った」

とつぶやいた。

確かに。

マジメな性格がそうさせたのか?

先だってブログでも紹介したタモリさんの、赤塚不二夫さんへの弔辞を思い出した。

9分近かったはずだ。(白紙の紙を読んだ?ことでさらに話題になった)

この場合、その長さがまた素晴らしさを増幅させていた。

違いはなんだろう?

受け手が求めているかどうか、ってことか。

エドさん(っていうとエド山口みたい)の長い挨拶の後、

チュートリアル?(声で推測)が、

「長いわっ!」

と突っ込んだ。

これに司会者たちも乗っかればよかったんだが、

「感動」を作り上げなければならない局面だっただけに、

徳光サンはじめ、ほとんどみな

「すばらしい」

「感動的」

と評していた。

チュートの突っ込みは生かされなかった(何度か突っ込んでたんだが)。

難しい・・。

笑いに変えて欲しかった、個人的には。

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2008年8月28日 (木)

テレビを一生懸命観るという行為は格好良くない、とされている。昔も今もそしてこれからも・・だからこそ、一生懸命観ようと思う。(アマノジャク~)

例えば、昨日はどうだったかというと・・

アサ 「めざましテレビ」をベースにザッピング(リモコンでカチャカチャ)
    
「スッキリ!」をベースにザッピング。「とくダネ!」から移って暫く経つ。(世間の視聴率もそうなっているようだ)

関西エリアで再放送している「パパとムスメの7日間」(後でチェック)

昼前のニュース観てから、

「笑っていいとも」を流し観る。

タモリさん、若手芸人が次々と番組に出まくることに、いささか辟易しているのではないか、と思う。無論、本人が芸人なのだから、ベースでは好きには違いないんだが、演出の工夫がほとんどなく、「おまかせ」で、「出てるだけ~」のスタイルを取る、一部の制作サイドに、ちょっとうんざりしているのでは?(タブン、正解)

「大好き五つ子」(後でチェック)
昼のドラマは、一度はまると、観続けてしまう。明日、最終回か。今年は前半のエピソードの方がヨカッタ。

「ちちんぷいぷい」をベースに、「ムーブ!」、「ミヤネ屋」チェック。

角サン、夏休みか?関西以外の方には、「ミヤネ屋」以外は馴染みが薄いだろうが、ケッコウ熱いです。関西のデイタイムの情報ワイド戦争。

夕方ニュース、ザッピングして、「ヘキサゴン」、「はねるのトびら」、「明石家さんちゃんねる」、「ベストハウス」、をカチャカチャ。

村上ショージさんのギャグに極めて不愉快そうな表情をしていた工藤静香チャンが抜かれていた。気をつけましょう。ちょっと顔コワかったです。まあ、これもディレクターの業務範疇だけど。

「ゴンゾウ」は当然録画。後でゆっくり。

で、「レッドカーペット」。

「グータン」、一瞬観て、関西ローカル「今ちゃんの”実は・・・”」

水曜日は、今田耕司クンによく出会う。

その合間にスポーツジムで、ウオーキングマシンに乗りながら、音なしでNHKの「さんぷんまる」(再)。これ、けっこう気に入っている。こういう手間のかけかたは民放はなかなかマネできない。

「音なしテレビ」ケッコウ面白い。(イヤホンあるけど、あえてつけない)

そのほかワンセグでも少々・・

うわ!ほんと良く観ている。

少し言い訳を。

昨日はオフ?と思われた読者の方へ。

アサいちで大学へ行き、事務書類作成、その後会議。学外打ち合わせこなして、帰宅後、論文の初校が上がったのでチェックをあらかた仕上げる。

本業も(何が本業だ?)無難にこなしているはず。フツウのサラリーマン並みか。

でもテレビがなくなると、ほんと、公私ともにヤバイな、自分。

ありがとう!テレビ、だ。

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2008年8月24日 (日)

映画「デトロイト・メタル・シティ」を公開初日に、ほとんど予備知識なしで観る。スゴクいいじゃないか!

大当たりだった!

いつものように、あらすじの解説はしない。(その手のページでどうぞ)

松山ケンイチくん。

やるなあ!「デスノート」よりハマッテるんじゃないか。

松雪泰子サンのキャラ設定には驚いた。でもヨカッタ。

コノ手の映画をあの「東宝」が配給したことに驚く。

もう少しこじんまりしたところでしかオーケーが出ないものなんだが。

そういうこともあってか、原作漫画の持つ過激さ、エグさは薄められているんだろう。

てなところは、熱狂的に原作を支えるヒトビトにとっては物足りないかもしれない。

ソフトに、ヒューマンに、「恋愛」、「友情」、「家族愛」を描いた作品に仕上がっているのだ、実は。

45のオジサンにとっては、その程度の予定調和が心地良かったりもする、正直。

タイトルで敬遠しがちなご同輩、十分イケますよ!

松山クンの方言が、なんとなく作品での九州(大分)言葉でなく、「オラ東京さ行くダ!」の吉幾三を彷彿させるなあ、と思って、「タレント名鑑」で出身調べたら、ビンゴ、「青森県」でした。なんか、予想当たってウレシイ気分。

脚本の大森美香サン、いい味出してたなあ。
「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」書いたヒトです。コミカルラインのうまいヒトだ。

少し前だと、「ランチの女王」。あれは月9のゴリ押し感があまりなくて好きだった。(あ~いう力を抜いたの作ればいいのに)。

監督は不勉強で存じなかったんだが、李闘士男サン。

ちょっと調べた。

おお、テレビ畑のヒトだったのか!

親近感が湧く!

中島らもさん原作の「お父さんのバックドロップ」を撮っている。

うんうん、観た観た!あれも面白かったぞ!あの作品の監督だったのか。そうか~。

てな具合で、しっかりとしたバックボーンに支えられて、ハチャメチャでありながら、おさえるところはおさえたエンターテインメント作品になっている。ホリプロが参画してるだけに、一部タレント再生工場になっているところは、まあ目をつぶりましょう!

こんな作品はホントとても大事だ。

賞も受けるような社会になればいいのに、と思う。(まだかなり時間はかかりそうだが)

正直「クライマーズハイ」のような作品の何倍も好きだ。個人的には。

モウかった気分!

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2008年8月23日 (土)

「悲願」について考える・・

オリンピック、盛り上がっている。

自分もイチ視聴者として満喫させてもらっている(感謝)。

ただ、若者たちはどうなんだろう?

イマイチ、入り込んでいないような気もするんだが?(まだ予測の段階・・)

宮崎駿監督の「大事なことは半径3メートル以内に全部ある」(「崖の上のポニョ」の資料より)

監督の気持ちは十分わかる。わかりすぎるほど。共感する。

けれど、拡大解釈をする若者が多い気がしないでもない。

半径3メートル以上のできごとに興味なし!

そうなってしまっている人間が多くはないだろうか?

ポニョを観にいって、館内で自宅にいるかのように、大きな「地声」で感想を言い合う、大人たち。

そんなんじゃ、子供に注意できるはずはない。

いつも言うけど、映画館で喋るような連中は、即刻退場させるべきだと思う。

「お金を払っているんだから!」なんてヌカす連中には、返金してやればいい。

イエローをすっ飛ばしてレッドカードでいい。

金を払っているからといって、神様ではない。

サービスを受けるたしなみ、流儀というものがある。

半径3メートル以内のことに「しか」興味のない人間の増加が、社会にもたらす弊害はかなりデカイ。

あ、しまった。表題に行き着かない。

「悲願」だった。

ソフトボール、サイコウだった。心から選手のみなさんに感謝だ!

新聞紙面、テレビなどに「悲願」ということばが踊った。

これまた、気持ちは分かる。

「悲しいほどに強い願い」

ってことだ。

確かにこれほど強い思いはないのかもしれない。

でも・・

日本人のペシミズムを象徴しているようにも思われる。

「大願」、「念願」でいいんじゃないのか。

極限状況のなかノー天気ではダメなんだろうことは、観てるだけ~~、の自分でもなんとなくわかる。

デモ・・・

あまりに、「強い願い」にがんじがらめにされてしまうことは、果たしてモロモロプラスに作用するんだろうか、といささか疑問に思うのだ。

北島選手に「悲」願は似合わない気がする。

強引にひっつける。

3メートル以内のことに「しか」興味がない、ペシミスト。

ちょっといただけない、と思うのだ。

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2008年8月21日 (木)

松田優作の「探偵物語」最終回、やっと観ることができた!

TSUTAYAの会員カード更新が近づいていたので、手続きへ。

1本無料で借りられるとのこと。ラッキー!

「スペースカウボーイ」を借りたかったんだが、見つけることができない。

イライラする。

店員さんに聞いてもいいが、そこまでするほどでもなし。

書店のように、検索機を設置してもらえると助かるんだが。

(注、で、なんと本日は2008年9月14日なんだが、店内に検索機を見つけた。TSUTAYA
さんありがとう、って言うか、ボクが今まで気づいてなかったダケか?)

で、迷っていたところ、長年見逃し続けていた松田優作の「探偵物語」を発見!

噂には何度も何度も聞いていた。

最終回だけ観ていなかったのだ。

同じような作品?で言えば、「ハクション大魔王」がそうだ。いまでも結末が気になる。(知ってるけど)

早速「探偵物語」を満喫。格好良すぎる!

やはり、スゴイ、このヒトは。

今度、講義の素材で使おう。どう使うか?だけど。

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2008年8月18日 (月)

オリンピック疲れ、になっている方、多いのではないだろうか。

四年に一度のことだし、時差は少ないし、テレビ観戦するにはもってこいだ。

「とくダネ!」の小倉キャスターのように、現地で、できる限りの競技を観戦しまくるようなことは、ボクたちにはとてもできないが、テレビでのハシゴを続けるのも、かなりのパワーを要する。

ちょっと不思議な感覚になっている。

「オリンピック疲れ」とでもいったらいいだろうか。

熱い競技を繰り広げている選手には、心の底から拍手喝采なんだけど、人間ってのは、なんと勝手な生き物なんだろう~

これだけの祭典であっても、「飽きて」くる。「非日常」が「日常」になってくるのだ。

少々のことでは、カンドーできなくなっている自分を発見する。

ホント、身勝手極まりない。

選手の気持ちになれ!ってことだ。

自分たちだったら、陸上スタート前の屈伸で、体のスジを痛めるくらいの勢いなのに。

そんなことは棚に上げて、期待通りの結果を収められなかった選手に対して酷評する。

そんな傍観者たちって(自分も含めて)、ナニ様だって思う。

飛び切りの競技を魅せてもらっている感謝の思いを忘れずにいたい、マジで。

そういう感情が甘い、っていう意見もあるだろう。

だから、思ったほど日本はメダルが取れないんだ、と。

いいじゃないか!それでも。

自分のことを置き去りにした他者に対する厳しさのゴリ押しは、さもしい。

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2008年8月15日 (金)

石原慎太郎サン、他人の揚げ足ばっかり取るのは、ちょっといただけません・・

福田首相の、

「オリンピック、せいぜい頑張って・・」

という「せいぜい」のフレーズを、批判した(後ろ向きと捉えたか?)みたいですが、石原サン。

「せいぜい」ってのは、もともと「精一杯」っていう意味がきちんとあるわけで、なんら誤用ではありません。

イデオロギー的に、どちら(福田・石原)がどうとか、なんてことは申し上げませんが、文学者のお一人として、本来の言葉の意味でなく、耳の響きだけで、批判するやり方は、あまり心地よいものではないですね。

っていっても、あのタイプの方は自らが間違っていても詫びるような人ではなさそうですが・・

でもきちんと謝るべきですな。仮にも、っていうかれっきとした都知事なんだから。

もしきちんと謝ったら、好感度上がるんだろうけど。

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな・・・。 

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2008年8月12日 (火)

「崖の上のポニョ」を観にいく。娘から「止めておいたほうがいい」といわれるが、だからこそ、いく。そして・・・。

イマイチだった。

いつもの深みがない。

いや、それは、あくまでも「大人」の感覚だろう、という解釈もある。

子供たちは大いに満足しているのではないか、と。

劇場内は子供だらけ。

フツウに鑑賞することができるだろうか?と上映前、不安になるくらいだった。

それは杞憂に終わったが、子供たちの反応が良かった、とは決していえなかった。

ただ、客席は最前列まで「満員」。

予想は十二分にしていたので、前日にチケットを購入していた。

「大ヒット」であることは間違いない。

で、また、ちょっと違うポイントを。

今、メディアは、エンターテインメント作品を、「○億円達成!」とか、「○万人動員!」とか、「視聴率○パーセント」とかの情報のみで喧伝しがちだ。

「作品」を味わって、その上で、あれこれ考え、しゃべり、賞賛し、時には批判し、、要するに、ワイワイやるってことをあまりしない。

メディアの影響か、一般の人たちも、面白いかどうかではなく、「ヒット」しているかどうかが、足を運ぶ理由づけになる。

「お前もヒットしているから、ポニョを観にいったんだろう?」

その問いかけは全く見当違いだ。

どんなにヒットしていても全く興味がなければ、決して観にいかない。

「ナルニア~」も「ハリーポッター」も自分の食指は全く動かない。

あ、ハリーは最初の2本くらい観たか。ハリーはハリーでも「ダーティハリー」はサイコウだが。

自分として「エンターテインメント」足りえるか?それが、足を運ぶかどうか、の基準だ。

それは、必ずしも「面白くなく」ていい。

「面白くない」ことを「面白がれる」作品には、1800円を支払うことに迷いはない。

ヒットしているものにのみ後追いしていると、自らの判断基準が喪失する。

それは寂しいことだと思う。

「ポニョ」はイマイチだ。

ゼヒそれを確認して欲しい。

宮崎監督の迷いの幾ばくかを体感できる気もするのだ。

そして、「語りあいましょ~」。

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2008年8月 7日 (木)

超珍しく、1日2回目の更新。人の言葉で感動して涙したのは、どれくらいぶりだろう。タモリさん、赤塚不二夫さんの告別式での弔辞。

これからマスコミはもちろん、いろんなところで取り上げるんだろうし、自分もその一人であることに間違いないんだが、やっぱり書きたいので書く。

関東エリアに住んでいれば、タブン告別式に参列していただろうと思う。

タモリさん

「私もあなた(赤塚さん)の数多くの作品のひとつです」

昼前のテレビのニュースを見て、その言葉だけで泣いた。

滅多にあることじゃない。

タモリさんにこんな風に言われて、赤塚さん、天国で心から喜んでいるだろうと思う。

そして、そんな人と出会ったタモリさん。とても幸せな方だと思う。

「あなたの作品のひとつ」

スゴイ。

そして、「笑っていいとも!」はいつものように、始まった。

告別式は午前10時半からだったと聞いた。

タモリさんが弔辞を読んだのは11時くらいだったのだろうか?

そして、12時には新宿アルタ。

いつもどおりの放送。

格好良すぎる。

「粋(イキ)」。

最近、気にしている言葉だ。

感動した。

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今年度ナンバー1邦画が決定しました!(勝手に)「歩いても歩いても」是枝監督、素晴らしい。

普段からかなりのペースで映画館に足を運ぶ。

厳密には、まだ1年のうち数ヶ月を残している。

だが、間違いないだろう。

「歩いても歩いても」

文句なしの今年度邦画ナンバー1だと確信している。

っていうか、いまのところ洋画も併せてダントツの一位だ。

当然、勝手に言っている。

けれど、かなりの確率でそうなると思う。

とはいえ、いろいろなところがランキングを出すだろうから、どこで一位を獲る、とまでは言えないけれど、

きっと方々で獲得することだろう。

っていうか、正直そんなこともどうでもいい。

作品が素晴らしい。そういう作品に出会えたことが嬉しい。そしてこんな映画を作ることのできる是枝監督に心から敬意を表す。

阿部寛、樹木希林、原田芳雄、夏川結衣、YOU,

もう言葉がでないくらい、みんなうまい。

それでいてイヤラシイ上手さではない。

家族のことを静かに考えさせてくれる映画だ。

ただ、20代前半の男女の読者、あるいは、それより若い方は、感情移入しにくいかもしれない。

出ている役者のどこに視座を持っていっていいのか戸惑うかもしれない。

ただ、そこは、これから成熟するステップとして、ぜひ観ていただきたい。

なんせ、今年の代表作なんだから。(しつこい)

自分は阿部寛さんに感情移入した部分が当然大だったが、少なからず、原田芳雄さんの思いを掬いとっていた。不思議な発見だった。

映画を観終わって、しばらくしても感動の波がおさまることはなかった。

波といえば、原田芳雄さん。長男の出来事があった後、初めて海まで行ったのだ、そうか、観ている瞬間は気づかなかった。タブン、そう解釈していいんだろう。

「人生は、いつもちょっとだけ間にあわない」(映画のコピーより)

でも、間にあうことも少しはある。つながりあった気持ちもある。

そういう監督のメッセージなんだと思う。

ゼヒご覧ください。

そして、語りあいましょう。

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2008年8月 5日 (火)

タイミング、これほど難しいものはない。「恋空」ノハナシ。

厳しいだろうナ、とは思っていた。

けれど、せっかくTBSが「ルーキーズ」によって久しぶりに開拓した、土曜20時枠だったんだが、(実はもともと、「全員集合」枠なんですね)エグルような結果になった。

「恋空」第一回の視聴率5.6パーセント(ビデオリサーチ関東)。

正直に言う。エンターテインメントにがっつり取り組んでいるわが身だが、この手のコンセプトの話はしんどい。

できれば、全く触れたくはない。

でも頑張って、15分観た。

映画も観にいってはいない。

観にいった妻と娘から詳しく話を聞いたくらいだ。
(だったら観にいけ、って話だが、やっぱりしんどいものはしんどい。自分にとってエンターテインメントにはなり得ない、ということ)

要するに、コノ手のものが、もはやわからない(わかりたいとも思わない)年齢になっている、ってことだ。

いたしかたない・・。

だから、内容について、わかったようなことを語る資格はボクにはない。

だが、当たるか当たらないか。「流れ」というものは長年の経験である程度わかる。

このドラマ「恋空」は始まる前から、視聴率的にコケルことはザンネンながら明白だった。

繰り返すがドラマの質とは別の話だ。

映画「恋空」を支えていた層は、もはやどこかに行っている。

「タイミング」が遅すぎる。

シンプルにそれに尽きるのだ。

TBS のあるいは、系列局の多くのマットウな人間はもちろんそんな単純なことには十分気づいていたはず。

けれども、気づいていないヒトもいた、ということか。

そして、気づいていないヒトはエラいヒトだったりしたのか。(想像)

あるいは、そういう感性とは違う部分で政治力が働いた、のか。(想像)

いずれにしても、ちょっと格好悪い、今回の編成だった。

余談。。

赤坂サカスで繰り広げられているTBSの夏イベント、少し覗いてきた。

「ルーキーズ」のブースは大行列。

「恋空」のところは、ほとんど、デフォルメでなく、ほとんどヒトがいなかった。びっくりするくらい・・・。

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2008年8月 1日 (金)

知らなかった、嬉しかった「日本笑い学会」のボクの発表が記事になってます。

こんなこともあるんだなあ。←Trend Matchのぞいてください!

毎日新聞の油井記者、ありがとうございました。

全然知らなかった。ケッコウ気合入れた学会発表だったので、ウレシイです。

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2008年7月30日 (水)

週刊朝日のスクープ?フジ渡辺和洋アナ、不倫騒動記事で思うこと・・

またまた全然違う角度から。

「週刊朝日」がこの手の話を大々的にスクープ?したのもビックリだが、興味深いのは「AERA」との比較。

「週刊~」が、いわばフジの局アナについて、ド~~ンと暴露記事を書いている一方で、同じ週、ほぼ同じ時期に発売された「AERA」はドド~~ンと大きな記事で、フジテレビを持ち上げている。

「AERA」お得意の、フジ「女性社員」にスポットを当てる形をとっている。

ちょっといじわるな言い方をするが、ページの隅にでも「PR」って書いてないかな?と思われるくらい、ポジティブに少々大げさに(主観です、すいません)持ち上げている記事だった。

確かに元気な放送局ではあるが、単体で、しかも女性だけにスポットを当てたところには、些かの違和感があった。どこの局にも元気な社員はケッコウいるものだ。

で、同じ朝日新聞社発行の「週刊朝日」では、渡辺アナで、ドカ~~ン!!だ。

同じ新聞社の週刊誌なのに??と思われる方がおられるかもしれないが、マスメディアではよくあること。

それぞれの編集部、班、チームが独自性を持って動いている場合が多い。

互いに統一性がないのもよくあること。

同日の新聞紙面でもそういう類のことがたまにある。(どの新聞に限らず)

でも、やっぱ、素朴に不思議な気持ちは否めない。

上げられたり、下げられたり、フジの上層部も大変だろう、と思う。

しかし、下げられたダメージの方がデカイか?。

でも、本当のところは、今のところ完璧にはわからない。これまた大事なポイントだ。

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2008年7月27日 (日)

引き続き27時間テレビ。あ、古巣のオーサカキング特番のこと書いた方がいいんだろうが、生々しくてf^_^;

大竹しのぶさんの舞台を観たことがある読者がどれくらいいらっしゃるかわからないが、もしご覧になったら、かなりの確率でその巧さに驚嘆すると思う。

それは、好きとかキライということではなく、そういう感情を超えたところで、彼女の世界に入り込んでしまうということ。

昨日の27時間テレビ、鶴瓶師匠が入ったことにより、さんま、しのぶのトークはドキュメンタリーのようでいながら、見応えのあるドラマに仕上がった。

男女7人夏物語、秋物語を彷彿させる、元夫婦のやりとりだった。

さんまさんの、というより、しのぶ元夫人、そして鶴瓶師匠の巧さがフューチャーされた1時間だった。

脇が引き立つ今年の27時間テレビだ。

そういう見方をすると、かなり楽しめる。

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2008年7月26日 (土)

ビートたけし様、(あくまでも北野武でなく)あなたはやはり偉大です!フジテレビ「27時間テレビ」より

今回は中継担当のビートたけし様、あなたはスゴイ。やはりスゴすぎる。

フツウにまったりビールを飲んでいたボクは1年分、というと明らかに大げさだが、1週間分は笑った。

決して笑う準備が整っていたわけでなく、やや軽くすべり気味な中継が終わろうとするカットでの、ボートからの背面落下。

あかん、この面白さはいくら説明しても無理だ。

時間はおよそ土曜7時40分過ぎだったと思う。

HDDなどで録画している方はゼヒ!!即、ごらんください。

まあでも「生」で観てないとちょっと苦しいですが。フフ。(笑)

さんまさんがオフエアーで悔しがっている姿が目に浮かぶ。

あれは「生」でないとあり得ない笑いだ。

若いみなさん、あれが「ビートたけし」です。

決して、北野武でなく・・。

少なからず、サイコーに感動。

フリからオチまで、タイミング、余韻含めて、、完璧でした。

尊敬いたします。心から。

そして、ガンバレ!若手!!

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2008年7月25日 (金)

堀江被告(ホリエモンですね・・)二審も実刑のニュース、スー~っと流れてゆく・・

あるときからメディアではホリエモンと呼ぶのを止めている。

さんざんそう呼んでいたのもメディアだったのだが。

上げて、下げる、メディアの特質のひとつ。

あとひとつ。

「忘却する」、「忘れ去ろうとする」

これもメディアの特徴だ。

新聞では、さすがに夕刊一面トップだが、テレビではすっかり過去のヒトとして忘れ去る作業のステージに入った。

まあ、最高裁での刑(どういうモノであれ)が確定すれば、それなりにまた一時は騒ぐんだろうけど・・。


メディアが飽きているのか、ボクたちが飽きているのか・・・。

両方でしょう、タブン。

無視されることが一番イヤかもしれない。ホリエモンのようなヒトは。

なんか、ムナシイな。

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2008年7月23日 (水)

「テレビのゆくえ」の話ですみません、すぐ終わります。

紀伊國屋さんが、今回珍しく?(スミマセン)手厚く扱ってくださっているオカゲか?

紀伊國屋BooK Webにて、最近一ヶ月の売り上げ、ジャンル別1位を獲得いたしました~!

ドンドンドン~。←Trend Match(欄の一番上からど~ぞ)

おおきにです。さらに広がると、もっと嬉しいです・・・

なんてこと、嬉しがって書くのって、幼稚かな?とも思ったけど、神戸女学院大学の内田樹センセイもブログで同じようなことを書いていた。(ボクとは格が違う、とてもエライ御方だが・・)

それ見て、自分も書いてもいいんだ、って思った次第・・。言い訳?やな。やっぱ、子どもっぽい、な。

失礼しました。

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2008年7月20日 (日)

またまた邦画で当たりに遭遇!「純喫茶磯辺」これ、またイイです!

ほんと今年は邦画が豊作だ。

テレビのことを書くのが中心なのに、ここのところ映画が多い。

あ、ちなみにドラマでは先日書いたとおりで、「ゴンゾウ」が群を抜いている。
「相棒」の松本プロデューサー、乗っている。

さて、「純喫茶磯辺」。

タイトルで、観にいくことを確定させた映画。

そうそう、そういえば、

磯山晶サン(TBSプロデューサー)が、かつてプロデュースしたドラマで「マンハッタンラブストーリー」ってのがあったけど、これ企画の段階では「純喫茶マンハッタン」だったという話をしていた。

編成の反対に遭って、やむなくタイトルを変更したらしい。(タイトルが古臭いっていう理由だったそうだ、ウ~~ム)

あ、そうなのです。番組タイトル決定の権限は編成にあるのですネ。

あのドラマも「純喫茶マンハッタン」にしてたら、もっとヒットしたかもしれない。か、どうかはわからないが。

話は映画に戻って。

いや、ほんとにいい。

一番好きなタイプの映画だ。

ゆるい感じがたまらない。人物造型がサイコウだ。

宮迫クン、いいねえ。麻生久美子チャン、相当いいねえ、

そして娘役の仲里依紗チャン、これまたすごくいい・・

この子はクルぞ====!いいぞ~、

と思っていたら、すっかりもう来ているのですね。

失礼しました。

昔から、若い女性タレントさんを早くから見出すのは苦手でした・・・。

アミューズ所属だそう。

アミューズ。元気だなあ!!

上映館は少ないが、皆様必ず満足すると思います。

「ゆるい感じ」で生きていいんだよね。と再確認できる映画。

ヒトに優しくなれるかも。

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2008年7月15日 (火)

エンターテインメント充実の数日だった。「西の魔女が死んだ」、京都花月盛り上げ企画?「浴衣DE漫才in京都」、「ABCショートフィルムズ」などなど・・・

教え子の勧めを受けて、「西の魔女が死んだ」を観た。

いい作品だ。

ただ、こういうタイプの作品は、知り合いの押しがないと、劇場に行くことはないものだ。

そういう意味でも意義深い。

ラストがいい。キム兄がいい。

京都花月がオープンするというのはみなさんご存知だろうか?

大阪・京橋花月も、だけど。

京都は「笑い」に関して関西では「重い」ところだと言われている。

うめだ、なんば、とともに京都に花月があったころも、「京都花月」のお客さんが一番笑わない、といわれていたそうだ。

ほんの少しの距離なのに、気質が違う。面白い。

今回プレオープンイベントの一環として、かなり豪華なメンバーが集結した。

陣内智則、麒麟、チュートリアル、メッセンジャー、シャンプーハット、アジアン、ティーアップ、などなど・・

超満員だし、見ごたえはあったが、なぜか客の空気が大阪とは違う。

確かに「少し重い」のだ。

そういえば自分自身、笑い、笑いとエラそうに言ってる割に、京都でお笑いを観たのは初めてだった。

とてもいい経験だった。

そしてABCの「ショートフィルムズ」

これまた収穫大!

新社屋完成イベントとして、5人の超メジャーな監督が15分ほどの短編作品を、このイベントのために作ったものだ。オムニバスで上映する。

素晴らしかった。

観られた幸運に感謝。

藤竜也さん、小泉今日子さん、そして宮藤官九郎さんがサイコーだった。

高岡早紀さんもいい感じ。

キョンキョン、いまや大女優の風格だったナ。


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2008年7月11日 (金)

山本モナ問題、っていうか二岡問題、っていうかそもそも問題?って話もあるけど、やっぱり気になるネタだ

「サキヨミ」(観ておられない方がほとんどだと思うけど、先週から始まったフジの情報番組)の第一回目を観て、正直ツライなあ、と思った。

タブン、ボクだけじゃないだろう。

関係者はもっとシビアに受け止めたはず。

これから打開策を!というときに、モナ問題勃発!

真相はわからない、事実関係がハッキリしないのに断定することはやめておきたい。

いえることは、山本モナさん、よくも悪くも「芸能人」だなあ、ということ。

なかなかこういう展開はできることではない。(繰り返すが事実はわからない)

そして、ご本人の意向とは異なるが、今のところキャスター向きではない、ということ。

少なくとも現場に出るべきではない。

洞爺湖サミットレポートの中身の薄さが、それを如実に表していた。

スタッフが一番頭を抱えていただろう。レポートの下手さ加減に。

ちなみに嵐の櫻井クンの方が、はるかに真剣なリポートをしていた。(「ZERO」)

何よりも、朝日放送時代、もしそういう才覚があれば、ABCのみなさんがしかるべき場をきちんと提供したはずだ。

そうしなかった、というのは、ようするに、そういうことだ。プロの観る目に東も西もない。

ただ、東京メディアが喜ぶような「ザ・芸能人」な資質は読みきることはできなかったんだろうが、それは正直仕方ないことだ。

ここからの展開、やっぱ興味はある。

あまり報道しすぎると「フジ」の宣伝になる?という判断か、というより、「よみうり」のニ岡選手が当事者ってことの方が大きいんだろうが、日本テレビ「スッキリ!」あたりは、それほどの時間を割いてこの件を伝えてはいなかった。

このあたりも面白い。

そういえば、iPhone。

もともとケッコウ興味があったのに、過熱しすぎ(はっきり言って戦略的なモノが見えすぎ)の報道に一気に冷めてきた。せっかく検討していたのに・・・。

こんなアマノジャクな人間も世の中にかなりいる。

宣伝は難しい・・・。

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2008年7月 7日 (月)

梅田紀伊國屋書店さま、平積みありがとうございます!

梅田紀伊國屋書店さま、平積みありがとうございます!
「テレビのゆくえ」、久しぶりに平積みにしてくださった。

「おっさん力」のとき以来だから、三冊ぶりだろうか。

横に並んでいるのが、元フジテレビプロデューサーで、現在、鎌倉女子大学教授の横澤彪さん(テレビ関係者、及びその周りの業界の人で、知らない方はいないはず)の「テレビの貧格」という本。

とても光栄だ。

なんか、横澤サンに申し訳ない。

そして恥ずかしい。

でも、ウレシイ。

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2008年7月 4日 (金)

嬉しかった話、ふたつ。三宅恵介サン、フジ27時間テレビ総合演出&安住紳一郎クン、初報道番組メイン司会

明石家さんまさんが27時間テレビのメインを張ることについて、異論のある若い読者の方もケッコウいらっしゃるだろう。

ちょっと、違うアプローチを。。

今のフジテレビの全盛を作った大功労者の一人が、フジテレビの三宅恵介サンという方。

「オレたちひょうきん族」をはじめ、彼の演出に憧れていたテレビマンは多い。

明石家さんまさんも、彼のためならヒト肌もフタ肌も脱ぐといわれているヒト。

ボク自身も、三宅サンと交換した名刺はいまだに大事にしている。

そんな三宅サン、来年定年退職だという・・

だからこその、明石家さんまさんだし、総合演出、三宅サンということなのだろう。

もちろん、いろいろな画策、戦略、生き残り策があってのことも否定はしない。

でも、粋なことをフジはしたなあ、と思った。

もうひとつ。

TBS「ブロードキャスター」の後番組で、同局看板アナの安住紳一郎クンがメインキャスターを務めるという。

いいぞ、久しぶりにいいニュースだ。

遅すぎるくらいだ!

自己主張の強い業界なので、

「あんなバラエティの人間に・・」

とか

「まだ10年早い」

とかネガティブなことをいう、内部の人間もいるかもしれない。

それはそれとして、

あんな華のあるヒト、いまTBSにいますか?いないはず。

全力で、社を挙げて、ネットワーク全部で、思いっきり支えるべきだろうと思う。

ボクも応援したい。

エポックメイクな番組になるだろう。

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2008年7月 3日 (木)

テレビ朝日のドラマ、っていうか東映がここのところ元気だ「ゴンゾウ~伝説の刑事」、オモシロイぞ!

当たりに出会った喜び!

「相棒」と同じく、テレビ朝日&東映による新ドラマ。

ひっそりと(失礼、そんなことはないとは十二分に承知、イメージです)放送延長もなく、昨日9時からスタートした。

しっかり作っている。

役者がいい。(内野聖陽、筒井道隆、本仮屋ユイカ、大塚寧々、ほか味のあるヒトビト)

ホンがいい。(あの名画「キサラギ」の方の手による。なるほど!)

演出がいい。

大人のドラマという点で「相棒」と共通する。刑事ドラマという点でも同じだが、少しアプローチが違う。

かなり、評価されることになると思う。確信する。

ただ、、数字が伴うには時間がかかるかも・・・。

早く視聴者が面白さに気づくことを願う。

日本のドラマ、ちょっと元気を吹き返してきたかも??

いい傾向だ。

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2008年7月 2日 (水)

関西テレビの新番組、「よ~いドン!」、初めて観た。なんか・・・関西だ。いろいろなことを考える。

ネタ元はどこだったか忘れてしまったので、恐縮だ。
(メモを取るようにしないと、ダメだな、ソロソロ)

今週の月曜日からスタートした、情報ワイド番組「よ~いドン!」のメインは、「ミヤネ屋」で東京のみなさんにも少し知名度が増してきた、宮根誠司サンだと、どこからか入手していた。

始まってみると違う。

ハテ?あれは幻だったのか?

ウワサで聞いただけだったわけでもないはずだし、あれは自分の見た夢か?

ま、ともかく初めて観た。

最初からこんな感じでスタートさせるつもりではなかったのでは?とまず思った。

別にミヤネさんがどうのこうの、ではなく。

新番組というものは、とかくギクシャクするもの。

それはやはり時間が解決する。そのことは気になる点ではない。

タイトルにした関西らしい、はよくも悪くもってことだ。

「新しさ」がない。

敢えて、その路線なのか、とも思う。

西川きよし師匠がゲストで思い出のご飯を熱く語る。

「なるトモ!」(よみうりテレビ)には、カンペキに時間がかぶった状態で、奥さんのヘレンさん、娘さんのかの子さんが登場。(これはレギュラー)

さすが、吉本!

これで、かの子さんの旦那サンがどこかの局で料理作ってたら最高だ。

このユルサ、正直嫌いじゃない。

でも、もう少し新しいものが観たい。

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2008年6月29日 (日)

これから、コンビニはセブンイレブン派になりそうな、日曜日の朝・・・

爆発的に売れてる!ってことは、いかに楽観的なボクも思わない。

初期の対応在庫設定を、そもそもさほど高くしていないから、早々に「在庫切れ」になってしまうのだろう。

Amazonの話。

でも、ちょこちょこ買って下さっている方がケッコウいらっしゃることも事実。

本当に、ありがとうございます。

ご期待にそえるものになっていれば幸いです。

で、表題。

セブンイレブンが運営する、「セブンアンドワイ」では、「テレビのゆくえ」即日~2日配送で対応してくれている。

画像も早々のアップ!ちょっと他のネット書店もチェックしてみよう。

お!「bk-1」は、すでに24時間発送にしてくれている!ウレシヤ!!

まとめてTrend Matchにアップしておいた。

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2008年6月26日 (木)

テレビのゆくえーメディアエンターテインメントの流儀(世界思想社)、予約していただけるようになりました!

ほんとに、いよいよカウントダウン!

Trend Match(左です)でクリックしていただきますと、表紙画像、目次、アウトラインがわかるようになってます。

で、下にスクロールして、「Amazonで買う」、をクリックしていただきますと、予約購入可能になってます。(昨日から)

アマゾンの表紙画像アップまでは、いま少しのタイムラグがありますが、しばし!お待ちください。

書店には、7月あたまには、「つつましやかに」並び始めると思います。

ど~か、一家に1冊、といわず、5冊、10冊(ワルノリ)ヨロシクお願い申し上げます。

「オモロ~」、と自分ではちょっとだけ思ってます・・・。

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2008年6月24日 (火)

ブログをやっていると、不思議な出来事がたまにある・・・

メディア評でなく、失礼する。

ブログをやって二年になる。

コメント欄は設けていない(厳密には、設けていたが、やめた)ので、自然と知り合いの方が、時々あれこれネタにしてくれるのが、コミュニケーションきっかけになる。

廊下のすれ違いざまに、ブログネタで喋りかけてくれる同僚の先生、職員サンもいる。

とてもウレシイものだ。

知り合いではない方、知り合いか、どうかわからない方、からのコミュニケーションも時にある。

今日、手紙をある方から頂戴した。

細かいことは、個人情報なので書かない。

ただ、文面によると、ボクの中学3年のときのクラスメイトらしい。

だが、名前に覚えがない。なんせ、30年も経っている。(時の流れは、怖いことです、笑)

ふと、考えた。なんせ、こちらの記憶がこれだけ曖昧なのだから、どなたか別の方とお間違いになっているのではなかろうか?と。

ボクのような名前、風貌、経歴の人間はいないようでもあるし、いそうでもある。

謎は深まる。

事務の職員の方々にも相談した。(もちろん、このメールに記しているような、アウトラインのみ)

「センセイ、手紙の主が旧姓から変わっているから、ピンとこないんじゃありません?」

と、ある職員サン。

確かに。

下の名前をじっくり見る。

やはり、記憶にない。

その方も、「アフタースクール」をホメていた・・・

あ、そういえば、あの映画は、同級生のようで、同級生のようじゃなくて?・・・という話の流れもあった。

それで、こうした手紙を出しておられるのか??

う~~ん。わからない。

いずれにしても、もし、同級生の方でしたら、ホント思い出せなくてすみません。

もし、もしもし勘違いされておられましたら、再度もろもろ、ご確認くださいませ。

ちょっとしたイタズラ心でいらっしゃたら・・・やられました!白旗です。めっちゃいろんなこと考えました。

さて、次の講義が始まります。

ちょっと、イレギュラーなネタにて失礼しました=~

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2008年6月22日 (日)

高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト、枚方市民会館にて・・

まずは、表題。

枚方、ひらかたと読む。

ついでに、

枚方市に、樟葉モールというショッピングモールがある

くずは、と読む。

ちなみに、通常から、「くずはモール」とひらがな展開だが。

「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト」、イン枚方市民会館。

お客さんは超満員。

そして、ボクがほぼ「最年少」の男性客。

ご年配のご婦人方の比率が、90パーセントを占める。(デフォルメなし)

松山千春サンのコンサートを彷彿させる。

女性が圧倒数を占めるシチュエーションには普段から仕事で慣れている。

この年齢層には、少し慣れてないけど。

3500円で、あのパフォーマンス。かなりオトク感がある。

コンサートのなかで~指揮者コーナー~ってのがあるのをプログラムで発見。

会場のお客さんの中から希望者を選んで、ステージに上がらせ、即興指揮者に!という企画。

キライじゃない、いや、むしろ、かなりやりたいと思った。

一緒に来ていた妻に、コンサート前に許可を取っておこうと、

「やりたい、手をあげるけどいいか?」と打診。

妻、予想通りの、強い反対。(いうまでもなく、恥ずかしい、ということ)

夫婦の平和のため、やめることにした・・・

コンサート終盤、件のコーナーの始まり。

最初、小学生低学年くらいの女の子が選ばれた。

そして・・

「もう一人~」

と高嶋さん。

何人かが、挙手。

しかし9割を占める、オバサマばかりの挙手だったため、

「男性がいいなあ~」

と、まさかの限定!高嶋さん。


む、むむむ!

ここは挙げときか???ボクに挙げろ、ってことか~~~???

妻の視線・・・。

家庭の平和・・・。

しかし、やりたい、やりたいぞ~~~~~~~~!!!

そんなことが頭をよぎった1秒の間に、40代後半の男性が手を挙げ、選ばれた。

そしてステージ上で、彼はけっこうウケていた。

悔しい、なぜか、グヤシイ。

次は絶対やろう!みなさん、いつの日か、高嶋ちさ子コンサートで!!!(ナイと思うけど、やるかも・・・)

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2008年6月16日 (月)

ザ・マジックアワー!観て損なし!!お客さんもよく入ってた!!!さて、アフタースクールとの評価比較は===???

さすが、三谷サンという出来上がりだった。

作品を観ながら、少し別のことを考えていた。

「思い入れ」ということ。

こんな他愛もないブログだって、時には「思い入れ」たっぷりに更新することがある。

講義だって、そう。

日常の会話だって、そう。

さしずめ、今のボクなら、「テレビのゆくえ」の話を熱く熱く語り、一人でも多くの人に読んでもらいたい。

そういう「思い入れ」で頭の中が溢れている。

でも、そんなことはほとんどの他人にとって、どうでもいいこと。

自らの「思い入れ」の強さは、他人にはなかなか反映しない。そりゃそ~だ。

三谷サンの「思い入れ」、作品のそこここに感じられた。

まあまあ気づいて観ているほうだと思う。

でも、わかることと、共感して入り込むというのは同じではない。

わかるから、冷める、ってこともある。

そ~いう意味では「アフタースクール」の力を抜いた感じに、ボクは軍配を上げる。

もちろん、どちらの作品も素晴らしい。

でも、「歩いても歩いても」の方がもっといい、そんな予感がしている。(ついコノ前書いた。これも、ボクの「思い入れ」)

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2008年6月13日 (金)

アフタースクール、観た方、語りあいましょ~、って書いたら、次々と前フリなしで、知人たちが語ってくれる。いや~ブログってホントにいいモンですね(C/水野晴郎氏)

滅多に観ない、NHKの朝のトーク番組をタマタマ観ている。

理由は簡単。秋葉原の民放テレビワイドショーのアプローチに辟易して逃避した結果、たどりついた。

そして、今日のように宝物に当たることがある。テレビならでは、だ。

阿部寛サンが新作映画「歩いても歩いても」を熱く語っている。


とてもいい。

映画についても早速ネットで細かく調べる。

是枝監督。夏川結衣サン、YOUサン、そして原田芳雄サン。

家族を静かに考える作品・・・

「アフタースクール」のときも、間違いない!とポスター1枚で閃いたけど、

これまた完璧閃いた!!

なんせ、アベちゃんのトークの熱さはホンモノだ!

素晴らしい作品に出会えた喜びに溢れている。

珍しく饒舌だ。

「歩いても歩いても」、タブン、キネマ旬報の第一位を獲得するだろうと思う!当たると思います。

アベちゃんと一度仕事したとき、スタッフの間違いがあったにもかかわらず、

長身の体を90度近く折り曲げて、何度も自分の非として詫びてくれたことがあった。

間違いなく、いい人だと思った。たちまちファンになった。

性格と演技の素晴らしさが両立する人もいる。

そうじゃないヒトも多いけど。

「歩いても歩いても」

関西では、まだかなり公開を待たなければならないようだ。

東京に観にいくか・・・。

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2008年6月12日 (木)

世界のナベアツ特集、なんてのが増えてるな~

今朝の「めざましテレビ」もそうだった。

ナベアツ君、

「街で子どもたちが、場所をわきまえず、1、2、サ~~ンッ、やってやってというのに困る。やるけど・・・(苦笑)」


って言っていた。

「やるけど・・・」

が、彼の優しさだろう。

絶対、一切、全くやる必要はないと思う。

「シバクぞ!ガキ!!」

と、凄んでやればいいと思う。

芸人が育たなければならないのと同様に、受け手も育っていかなければならない。

高見の見物の批評家きどりばかりが増えて、彼らの人権を尊重しているとはとても思えない現状は、エンターテインメントにとって、いい環境ではない。

もし、芸人に向かって、

「あれやって~~」

とか無神経に言っているアホがいたら(大人でも子どもでも)、ガッツリ注意してやりましょ~。

それは、暗転した後も、映画館で無神経に喋り続けるバカ客と同じだ。

注意した回数は10回を下らない。

エンターテインメントだからこそ、作法をわきまえて楽しむべきだと思う。

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2008年6月 9日 (月)

映画「アフタースクール」、名作です。間違いない!

やっと観ることができた。

エンターテインメント、万歳!

確実に今年の最高傑作。

ボクのブログを見てくれている人は間違いなく全員ハマります。

知り合いの方は、大いに語りあいましょ〜!

いい気分だ〜。

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2008年6月 8日 (日)

マスコミ学会のため、名古屋へ。金平茂紀サン(TBS)の話に共感。夜『が〜まるちょば』サイレントコメディ「BOXER」だ。

いささか名古屋づいている。

先月も、伊達公子サンの勇姿を見に来た。

姿は観られたが、試合は三分観戦出来ただけだったが。

金平サン、マスコミ人らしいアブローチ。

クドクドと持って回ったような言い回しでないのがいい。

大学という場にいると、持って回ったモノの言い方を身に付けてしまいがち。

それが、功を奏することも多いんだが。

刺激を受けた。

彼はジャーナリストとしての気概をお持ちのようだった。

エンターテインメントの世界の人々にも、もっともっとそれがあっていい。

夜は『が〜まるちょば』を観に行く。

チケットは即日ソールドアウトとのことだったが、関係者窓口に行き、

「あの〜、京都から参りまして、是非とも拝見したいのです。立ち見でも全くいいです!」

と、真摯に申し出たところ、一枚良い席を捻出してくださった。

主催者の方に感謝だ。

「たけしの誰でもピカソ」で以前偶然見かけて、気になっていた。いいタイミングで生で鑑賞することができた。ラッキーだ。

どうやら、名古屋の人たちが熱く応援しているようだ。

東海テレビではレギユラーも持っているらしい。

例の、カバンが空中に浮いたように見えるパントマイム芸が良く知られた二人組だ。モヒカン頭の。

休憩を挟んで、二時間。

ホントに喋らない。

携帯のバイブも絶対オフにしないとヤバい。

爆笑に次ぐ爆笑。

そして感動。

エンディングでは、観客全員のスタンディングオベーション。

金平サンと、が〜まるちょば。

実り多き名古屋初日だった。

今から学会2日目だ。

ニッボン放送の社長も務められた、亀淵サンの話が聞けるのが楽しみだ。

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2008年6月 5日 (木)

「テレビのゆくえーメディアエンターテインメントの流儀」表紙のファイルが出来上がってきました。こんな感じです。

「web.jpg」をダウンロード

昨日も30分くらい、表紙ファイルをプリントアウトして、眺めていました。アホです。

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2008年6月 2日 (月)

ひさびさにテレビで収穫あり!久米宏さんテレビ東京「久米宏!経済SP」より・・・

久米さんの姿はチェックしなければ!でも10分くらいでいいか?と思いながらオープニングから、1時間観た。

10時からは、これまたチェックしなければ!の「おしゃれ」三谷幸喜さんが控えていたので、1時間ってこと(放送は9時からだった)

番組自体、ケッコウ楽しめたので、超珍しく、ザッピングすることなく、ながら視聴することなく、1時間観た。


タブン、半年ぶりくらいだろうか、こういう観方は。気持ちいい。

久米さん、ご本人が常々認められているとおり、「あがり症」らしく、オープニングからしばらくは、フワフワ感、オドオド感もあったが、ひさびさの久米節はやっぱりよかった。

ただ、番組の編集はちょっと粗かったかな。まあそのあたりは片目をつぶるとして。

収穫は「小倉優子」チャン。

もともと好きでもキライでもないし、コリン星だろうがなんだろうが、そういう押し方もどうでもいい。

誰それと交際しているとか、破局したとか、西中島南方に焼肉店を出したとか(詳しいナ)、そんなことも全く関係ない。

まあ、とりあえずは、事務所の方針が大きいのだろう、キャラ転換を図っているようで、昨日の番組ではっきりと

「株やってます」

とか

「オープンカーに乗っているヒトはイヤラシイ!」

ときちんとした若者理論でコメントしていた。

小池百合子サン、そして、どこかの中小企業の親分(そのスジではかなり高名な方のようだが、今回の企画で必要だったかどうかは、やや微妙)よりも、群を抜いた存在感があった。

正直、すでに眞鍋かをりちゃんよりも気の利いたコメントができていると思う(ただ、生放送ではないが)。

さあ、ここからどう転がっていくだろう。ゆうこりん、そして久米さん。

好きキライは別にして、今のテレビには久米さんのようなヒトが必要だ。絶対。

あ、ちなみに三谷幸喜サンのリコーダー、サイコウでした。
あ、あ「BRUTUS」の三谷特集号、お買い得です。よろしかったら、ゼヒ!オモロー!です。

ただ、リコーダーのほうは、映画のキャンペーンとして奏功かどうかは、?だけど。

まあ、それもまたいい。

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2008年5月31日 (土)

待ちに待った週末、さて何からやろう・・今までやったことのないことをやるか?日曜大工とか(絶対ナイ!)

ハードだったここしばらくが、ようやく少し落ち着きをみせてきた。

な~~んにもしなくていい週末。

これこれ、これを待っていた。

まずはゆっくり寝て!

なんて思っていたら、嬉しさのあまり、早く目が覚めてしまった。(あります?よね)

そして、まずはこのブログ。

思えば、苦手ジャンルなことも首をツッコンでおかねば?という半ば義務感から始めたのが、2年前の6月1日。

お~~っと、明日で丸2年か。

しまった、こういうトーンで明日書けばよかったか。

とかいいながら、そのままパタパタとキーを打てるのがブログの魅力。

止めようと思ったことは数しれず。

そんなときに、

「見てるよ~、ブログ!」

なんて言葉をもらう。

もうちょっとやってみようか、と思って続ける。

その繰り返しだった。

延べ何十万ってヒトがこのブログにアクセスしてくれたことを思うと感謝でいっぱいだ。

ヤバイ、また止めるような勢いになってきた。

今日はアホなネタ軽く書いて終わるつもりだったんだが。

とにかく、2周年前日を迎えることができました。

ホントありがとうございます。

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2008年5月28日 (水)

アフタースクールを観にいこうとして、時間がうまく合わなかったので、ミストを観た。こういう場合、けっこう悲惨なケースになることも多いんだが・・

ケッコウ楽しめた。

でも、あれはテレビで放送できないんだろうな。

できたとしても「肝」になるシーンをカットせざるをえないだろう。

グロ的なものはあまりもともと好きではないんだけど、許容できた。

でも、やっぱ「アフタースクール」のようなゆるい、バカバカシイ、ヒューマンな系統が好きだ。
(まだ観てないけど)

来週、なんとか時間を作っていくとしよう。

「ザ・マジックアワー」も行かなくてはいけないし。(いけないことはない)

仕事もしなくてはいけないし(これはしなくてはいけない)

出張も行かなくてはいけないし(今回は発表がないから比較的気楽)

飲み会にも出なくてはならない(これはミナサンと同じで、ゼヒものと、ユルイのとが入り乱れている)

まあ、そういうことを言ってられる、ってのはいいことなんだろう。

いささか、体調キャパシティオーバー気味。

ゆっくりするとしよう、週末は。

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2008年5月25日 (日)

ちょっと大改革が必要かも?関西のテレビに出るヒトビト・・・

ず~~~~っと思っていたことなんだけど、そこそこ心地いいし、何も大きく変える必要もないんちゃう?という思いが自分の中にもケッコウある。

個別のことを書いてしまうと、そこらじゅうで知り合いのことを書いてしまうことになるので、特定化はお許しください。

でも・・・。タブン、関西のテレビマンたちは例外なく思っていると思う。

「なんとかせな!」

と。

一言で言ってしまえば、「老齢化」ってことになると思う。

もう一回書いておくけど、パターン化された、おきまりの展開の中、ゆる~い環境の中で進行する番組はかなり心地いい。大好きだ。間違いなく。

でも・・・

ちょっと、もうええんちゃう?的なヒトビトが、あいもかわらずのことを、ケッコウな尺とってやってたりすると、いささかゲンナリする。

怒られるかもしれないけど、書いておく。

「お笑いブーム」がきてるのは、「東京」だ。

ずっと関西にいて、笑いを極めようなんてヒトは激減する一方だ。

それはもちろんお金のこともあるけど、それだけじゃない。

関西の持つ、独特のクローズされた環境によるところが大きい。

それにどっぷり浸かることがまた快感なのだ。

自分もよくそのあたりは分かっている。

関西大好きだ!

でもな・・

東京に進出して、成功してから、

「関西、なんとかせなあかんな」

と、500キロ離れたところから心配してくれる関西出身芸人は多い。

でも、いま、たまにそんな芸人さんが関西の番組に帰ってくると、意外と面白くない。

東京のような輝きがない。

力を入れていないのかもしれない。

スタッフのせいなのかもしれない。

ボクの気のせいなのかもしれない。

でも、かつては間違いなく、全国制覇した芸人が関西ローカル番組に里帰りすると、確実に2倍は面白かった。

なんか、よくないぞ。

一気に世代交代かけますか。関西も。

大御所連中をバッサリやるのも時には大事です。

これだけ社会で「改革~」って叫ばれてることだし。

あ、ちなみにボクが今業界にいたとしたら、、なかなか・・できない。正直に書いておく。

でも、そろそろなんとかしないと、アレもコレもソレも。

あ~~~、特定の名称、人名、言いたい~~~。でもいえません。すいません。

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2008年5月22日 (木)

本日よりブログのサブタイトルを「テレビのゆくえ・・の、ゆくえ」とさせていただきます。今後ともご贔屓に!

ようやく見えてきた。

前職の「番組」と違って、本を出すという作業はかなりの時間を要する。

こらえ性のないボクは、当初、そのスピードの緩やかさに戸惑ったものだった。

今回で6回目の経験になる。

さすがにその緩やかさにも慣れてきた。

なんだかんだで半年~1年以上かけたものが形になる。

この喜びといったら例えようがない。

とはいえ、大多数の方にとってはどうでもいい話。

そりゃそうだろうな。

でも、モノを作る喜び、という意味では、番組も、本も、そして多くの商品も同じだと思う。

やっと6冊目にして、テレビと正面から向き合った本を出す。

親しいヒトの何人かからは、

「おっさん力もええけど、早く、ど真ん中の本を出しや~」

なんていわれていた。

わかっては、いた。

逃げてたわけではなかった。(タブン)

でも、なんか頭が、筆(キー)が進まなかった。

それが、ここ一年くらいで「書きたい!」と思うようになった。

多分、テレビを考えよう、っていう動き、流れが社会全体に出てきたってことだろう。

最近、ちょこちょことテレビを考えた本がいくつか市場に出ている。

末席に座ることができて光栄に思う。

「テレビのゆくえーメディアエンターテインメントの流儀」(世界思想社)と申します。

7月あたまには産声を上げると思います。

どうぞ、みなさまヨロシクお願い致します。

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2008年5月20日 (火)

サザン活動休止、そりゃ~大きく心は揺り動かされた。自分が高校1年のときにデビューしてから30年・・

今後のことはわからないけれど、心底ありがとうといいたい。

そういうご同輩は多い。

高校のクラスに悪友がサザンのLPを持ってきて、それをみんなで回してカセットに入れた。

そういえば、当時は学校にLP持って行くのも大変だった。

なんせかさばるからねえ。

ツタヤもなかったし。

あ、れいこうどー(レンタルレコード店)、懐かしいなあ~。

と、ここまで昭和な気持ちに浸っておいて。

さっき、ヤフーのクイックアンケートチェックしたら、

「サザンの曲で思い出の曲がありますか?」

という設問。

あるに決まってるやろ~~~~~、

と内心思いながら、回答チェックしたら、

なんと、「ある」が、たった、たったの75パーセントだった。

さびしい、さびしすぎる。


でも、これが現実。

誰でも自分が過ごした青春時代が一番輝いていたと錯覚している。

勘違い、です。

75パーセント、サザンをしてもこの数字。

休止の大きな理由はそのあたりにある。

メディアを支えているのは、30~50代。

だから、異様に盛り上がる。

テレビだと思い出の曲は「ある」ひとが98パーセントになるんだろうな。

複雑だ。

リンカーンでも観るか・・・。

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2008年5月18日 (日)

前後関係はわからなっかたけれど、チャンネル替えた瞬間に遭遇した「言いまつがい」。(誤)「三井住友上海(シャンハイ)」。え~~~~~~~~!!!。ブロードキャスターより。

物凄く笑えたし、正解の「三井住友海上」を敢えて言うまでもないけれど、ホントに昨日のブロードキャスターであった出来事。

あ、正確には「言いまつがい」というよりも、「書きまつがい」ってことになるんだろうけど。

スタッフもかなりあせっていたらしく、フリップも手書きでの訂正だった。しかもかなり汚い字だった。

超ケアレスなミスだ。

けど、興味がある。

なんで間違えたのか?にだ。

「変換ミス」ならばありえない。

「かいじょう」ならば、「会場」、「開場」、「階上」、「開錠」あたりの誤表記はあるけど、まるまるひっくり返って、「海上」が「上海」になるなんて!!

「みついすみともしゃんはい」

ありえない、ありえないほどの間違いだからおもしろい。

スタッフはあせりまくりだったろうが、三井住友海上の関係者の皆様はご立腹のことだったろうと思う。

お察しする。

でも、、、、正直「おもろ~~~」だった。

何が出てくるかわからない。だからテレビはおもしろい、ってそんな風にまとめる気はなかったんだが、まあいいか。

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2008年5月15日 (木)

「最高の人生の見つけ方」に感動!自分より年配の観客は・・

映画の中盤あたりから、すでにそこここで鼻水をすすっていた。

逆に20代くらいのお客さんだとピンとこないかもしれない。

うまい役者さんっていうのは、ほんと、いいなあ。

あそこまでウマいと私生活なんてどうであってもいい、って思う。

レースコースをスポーツカーで走りたい。ウン。スカイダイビングは遠慮しときます。(注、映画のシーンより)

日本に限ったことではないけれど、受け手側が演者の私生活を気にし過ぎだ。

出来上がったものを楽しむ、それでいいんじゃないかと思う。

でも○○さんと、××さんの普段の生活は気になるけど・・・、って、まあそんなもんです。

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2008年5月12日 (月)

「お約束」という業界コトバがある。キムタク主演の「チェンジ」が今日スタート、となれば

朝7時半くらいには、「めざましテレビ」に出て、お昼すぎには「笑っていいとも」に出て、

いささかの緊張感と熱が漂うスタジオの中で、ちょっと気の利いた会話のやりとりをして、

月9に向けて盛り上げる。

ってのが王道パターンだ。

って書きながら、ある程度ソレに乗っかる自分もいるんだけど、

「なんか飽きてきたな・・・」

っていう思いもある。

キムタクに、ということではない。

このテレビスタイルに、だ。

そう思う人が少なくないから「テレビ離れ」なんて言われる。

ほんとはテレビはまだ55歳(およそ)で、これから一花もふた花も咲かせられるはずだ。

あ、55歳っていうのは日本にテレビが生まれてから、ってことなんだが・・・。

なんか疲れてる、パターン化してる、でも文句ばかり言うのは後ろ向き過ぎる。

なんてことをまとめた6冊めのボクの本が、まもなく再校の時期。

ボクの手を離れるトキも近い。

いよいよ刊行目前でございます。

よろしくお願いします!、ってこれがパターン化だっ、つう話でした。失礼・・・。

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2008年5月 8日 (木)

今日は芸能ミーハーっぽく。「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル」、実質「優勝」(ボクが思っている、ということ)のTKOの二人にメールを送ると・・・

芋洗坂係長のインパクトは確かにスゴかった。

番組的にこちらを優勝にもっていくんだろうな、という気は決勝を終え、採点結果が出る前に思った。

まあでも、「歌がうまい」ってことになると、準優勝だったTKO(木下クンがメインで歌い、決勝ではデュオ)の勝ちだろう。

結果に不満はないし、あくまでも冒頭の「実質優勝」はボクの主観だ。

いろいろな主観があっていい。

で、放送後、木下クン、木本クンの二人にメールすると、忙しいだろうに、早々に二人から返事が来た。

木下クン「二位は悔しかったですけど、出られただけでも幸せです」

木本クン「これをきっかけに流れを掴むよう頑張ります」

ひいき目に見ているかもしれない。でも、こういう二人が売れなくて、誰が売れるんだ!と思う。

木下クンのメールに、
「次のレッドカーペット、三谷幸喜さんが審査員なんです。緊張します。(注、朝日新聞コラムで、三谷サンがナベアツと、TKOを絶賛)」

と書いてあった。

これは見逃せない。

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2008年5月 5日 (月)

伊達公子、玉砕せり、いえシングルス決勝の彼女のことではなく、準決勝でのボクの話(客として)・・・

なんかアホらし~ことがしたくなって、住んでいる京都から、3日、伊達公子が出場していた、カンガルーカップを観にいった。

正確には、行こうと試みた。

場所は、岐阜メモリアルセンター。

前日、いろいろと情報収集。

当然、チケットはない。

長年の経験から、ソールドアウトの催しであっても、現場にいけばなんとかなることが圧倒的に多いと確信している。(もちろん、正攻法で)

超人気の芝居を当日の開演直前に行って、最前列センターで観たことも何度かある。

ぜひ、「現場」に行くことをお勧めする(織田裕二か!)

という、エラそう話がしたいのではなく、チッキショ~話だ。(小梅太夫さんお元気でしょ~か)?

敢えて、在来線に揺られていく。2時間あまりの旅。ひなびていい感じ。

岐阜駅からバスで15分ほどで現地到着(バス乗り場、時間も調べてあり、完璧!)

準決勝の開始時間は分からなかったんだが、落ちこぼれ元テニス部の経験から(関係ない)、11時くらいだろう、と予測。

開始時間11時の張り紙!(ヨシ!)

時刻は10時20分。(何時に起きて行ってんねん!)

で・・。

こういう場合、整理券とかなんとかがあるはずなのに、過剰な人気を警戒したのか、主催者は、

「本日は(事前にハガキによる応募で)、ハガキ持参の方のみのご入場になります」

との厳戒態勢。チェックも超キビシイ感じ。

隣にいたヒトの話では、前日の準々決勝は入れたらしい。

もはやここまでか!

しかし、このまま帰るわかにはいかん!

そのとき、伊達選手が会場に入ってくるとのスタッフの声。

(注、厳戒でケッコウパニックっておられたので、スタッフ間の会話も逆によく聞こえる)

コートに入る前の伊達選手を1メートルの至近距離から見ることができた。

よし!

この勢いで~、と試合開始直後、コート脇、ギリのところまで、ホフク前進にて進む。(気分だが)

お!見える。

1ゲーム観ることに成功!!

もしかして、このまま観れるか????

敏腕主催者、ボクと、ボクの後ろにズラズラと続いてきた10数人のヒトビトに向かって、

「ハガキのない方は、お戻りくださ~い」

と無情の声!(あたりまえといえばあたりまえ)

そのまま粘ろうかと思ったが、

「女子大教員、不正なテニス観戦で処分!」

って問題になっても困るので(前も書いたな、このパターン)

素直に「勇気ある撤退」をした。エライ!いや偉くない。当然か。

でもなあ~。席まだ空いてたんだよなあ~。主催者の気持ちもわかるけどなあ~。見せてくれてもなあ~。よかったんちゃうんかなあ~。

という思いはかなりありつつも、主催者判断は正しい、と客観的には思いはしたのだった。

しかし・・・・・  

チッキショ~~~~~~~~~~~~~。

まあ、ヨシとしよう。

そんなアホ話でした。


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2008年5月 2日 (金)

以前、正月がキライと書いたが、ゴールデンウイークも同様だ。

われながら、自分のアマノジャクさにあきれる。

ゴールデンウイーク~、と世間が(ていうか、メディアが炊きつけてるんだけど)騒ぐのがうっとうしい。

めっちゃ仕事してやろ~か!って思う。(しないけど)

でありながら、知人へのメールには、

「素敵なゴールデンウイークを!(笑)」

なんて書く。

ほとほと、日本人だ。

ガソリンが一気に上がったせいか、ほんの少し街の車が減った気がする。

当然、「値上げ」は歓迎すべきことではないけど、自分は1リットル200円になっても今と同じようにクルマに乗ると思う。

いつだったかのアンケートで、

「タバコ1箱1000円になったら、禁煙する!」

という愛煙家が一番多かったそうだ。

ガソリンがいくらになったら車に乗るのを止めるか。

あ、ちょっと言わずもがなのこと、「仕事」の方は別だ。

そういう利用には特別措置をとるとして・・。

戻る。

なくてもなんとかなる利用者限定の話。

たとえばボクなんかがそう。

クルマで大学に通っているが、少々の不便を厭わなければ、電車で通うことはできる。

さて、、どうだろう?

う~~ん。???

リッター500円くらいになったら、さすがにビビるかな?

ほんとになったらどうしよ?

「言霊」ってのもある。

忘れてください!

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2008年4月29日 (火)

ドラマレジェンドスペシャル・・7年前の伝説再び・・・SMAP世にも奇妙な物語~

もう結構な人が触れているんだろうから、新味はないんだけれど、

キムタクのドラマスタートが5月ということで、いろいろな工夫?をフジテレビは繰り出してくる。

ドラマスタートがずれ込んだことについて、メディア、一般視聴者はあれこれ推測してるし、

もしかしたらその推測も当たってるんだろうけど、

放送局で、「編成」の末席にも一時いた人間としては、フジの編成が枠をどう埋めていくのか?ということの方に興味がある。

で、このドラマ。確か観ていたはずなんだが、、、

「ほとんど覚えていない!」

人間の記憶っていうか、自分のもの忘れのひどさ、良さ?にあきれるばかり。

しかし、感覚は残っていて、このスペシャルドラマが最初に放送された7年前は、それこそかなりの話題になっていた。「熱」を帯びていた。

だから、その感情が上乗せされて、実態以上に盛り上がったってことは否定できない。

そのあたりが、

「すっかり忘れている」

ってことに繋がるのかもしれない。

さて、来週もう一回埋めなければならないハズ。

敢えて調べないで、勘としては、

「古畑 VS SMAP」、「スマスマ総集編」

てな感じだろうか。


そして、正解を調べた。

「ネプリーグ」を枠大。そして、「スマスマ特別編」
でありました。

ご苦労さまでございます!

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2008年4月26日 (土)

何かが起こるのを待っている報道、という気がしてならない、今日の長野聖火テレビ中継。

人間の心理にその手のモノがあることは無論否定しないけれど、あまり気持ちの良いもんではなかった。

そして、そういう思いに応えるかのような展開。

悲しい。

イデオロギーは論じないと決めているので、ちょっと違う観点から。

朝のNHKの中継で、ナマで欽ちゃんにモノが投げ入れられたところをカメラは捉えていたにも関わらず、スタジオのアナウンサーはスルーしていた、ように思う。多分そうだったんだが、起きぬけだったので勘違いだったら申し訳ない。

けれど、気のせいか、その後、ベテランアナの男性の額に脂汗が浮かんでいた。

多分、スルーしてしまったんだな。

テレビ画面に映っているからといって、その画面をアナウンサーが見ているとは限らない。

スタッフがフォローするんだが、フツウ。それもスルーしたんだろうか?
ちょっと不思議だった。

数分後、チャンネルを変えたので、その後の展開はわからないんだが。

でも、あ~いう時ってアナウンサーが何も言わないと、何もないのかと思ってしまう。

視聴者心理だな。

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2008年4月23日 (水)

思いつきだが、最近の流行の頭文字は「B」だと思う。で、次に来るモノを予想してみる。

なんとか総研、みたいにエラそ~なものではない。

むしろ、ゆる~い感じの予想だと思っていただけたらいい。

ここのところキテいる(いた)もののキーワードは「B」の頭文字で表現できる、かなり強引だけど。

(お)バカ(これはもう説明不要ですね)

ビンボー(ホームレス中学生)

ブスカワ(ブサイク、あるいは、ブタだけど可愛い)

ってな感じ。

ということで、次に来そうなものを「B」で考えてみる。


って言うような企画がときどきある。

なんとなく乗ってしまいそうになる。

披露宴、パーティ、朝礼なんかのおっさんの下手なスピーチで、

「3つの○○が大切です!」

なんてのとあまり変らない。

あ~いうのがキライだ。

無理からこじつけてんじゃね~。

血液型占い以上にアテにならない。(あ、遊ぶ分にはいいんですよ)。

というフリをしておいて、「B」を考える。(ヤッパリ考えるんかい!)

さて。

思いついた!

「ベンガル!」

すいません。本気で考えてなくて。

ベンガルさん、ダシに使ってすみません。でも・・・来るかも?  なんて。

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2008年4月20日 (日)

やっぱり、「ごくせん」は観てしまった。この「しまった」っていうのがテレビのポイントだな。

仲間由紀恵チャンが特に好きなワケでもない。

ほかに、この女優さん目当てで観たい!と思わせるヒトが出ているワケでもない。

ほしのあきチャン、平山あやチャン?う~~ん。もうちょっと違う路線がいい。

教員の一人として、あんなベタな学校はありえない(高校、大学は違っても)こともよくわかっている。

何より、イマドキあんな不良、いないでしょ。

でも、観てしまった。

ケッコウ楽しんだ。

これからも観るだろう。

テレビのテレビたる所以はそんなところにある。

決まった曜日、決まった時間に、決まった展開のモノに接する。

そういうベタなことが、まだまだ日本人は好きなんだと思う。

かなり生活パターンは変っては来ているんだけど。

人気を博する番組は、ほとんど例外なくベタ中のベタである。

「ありえね~~~」

と突っ込みを入れながらも、観る。

「ありえね~~~」

で、チャンネルを変えられるモノとは何かが違う。何かが。

「ごくせん」は、若いヒトも観る「水戸黄門」なんだと思う。

定番の、

「わたしはこの子たちのセンセイだ!」

といいながら、ヘアバンドを取り、メガネを外す。(あれってどこにしまってるんだろう?)

そして、圧倒的な強さ。

しかも、仲間さんのアクションはかなり下手!(でも、今回少し腕を上げてるなって感じた。特訓してるのか?)

その下手ぶりがまたいいんだろう。

注(関係ないけど、今回、花粉症が辛そうだった。多くの視聴者が気づいたことと思う。目、真っ赤だった。そんなところに気づきつつ観られるのもテレビの良さだ。)

コレが、往年の、志穂美悦子さんのように(古くてゴメン、アクション女優、現長渕剛夫人)バリバリの腕前だったら、逆に冷めるのかもしれない。

たどたどしい、おぼつかないからいい、って場合もある。

劇画チックだから楽しめる、てのある。

でも、全然楽しめない場合もある。

「ルーキーズ」は申し訳ないが、10分で変えてしまった。

役者は好きなヒトがケッコウ出てるんだが。

 
ちょっとだけ真面目なことを書くと、「熱い」ってのは、いまどきの若者にも確実に支持される。

それは身をもって感じる。間違いない。

「ヤンクミ」に習って、影ヤマタカ彦→ヤマタカ→「ヤンタカ」、どうだろう?

「オレはこの子たちのゼミのセンセイだ!」なんて。

いけてない?そうやね。止めておこう。

ドラマはドラマ。現実は現実ってことで。

っていうアホ話がしたくなる番組は、いけてる、ってことなんだな、多分。

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2008年4月16日 (水)

昨夜のリンカーン、どうも手抜き感がぬぐえない。

時々そういう回がある。

なんだかんだ言って、ほぼ毎回観てるんだが。

それにしても、吉本東京本社、なんで廃校になった小学校になったんだろう?

いや、聞こうと思えば聞けるヒトはいるんだが、素朴な疑問として書いてみた。

よくわからん。

やっぱ、聞いてみるとするか・・。

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2008年4月13日 (日)

三谷幸喜さんがブログを始めていた。映画「ザ・マジックアワー」宣伝の一環のようだ。

朝日新聞のコラムも十分に面白いが、最近ちょっとお疲れ気味か?と思われるときもある。

このブログの方、かなり面白い。

アクセスしてみられることをお勧めする。

「探偵ナイトスクープ」の5月30日OAに、依頼者として出演するという。

当初、スタジオ出演の予定だったそうだが、ここは三谷さんのこだわりで、自ら考えた依頼でもって、依頼者として出演したという。

すでに撮影は終了。

探偵は桂小枝さん。

「とてもやさしい人だった」

と、三谷さんのコメント。

放送日を考えても、間違いなく、映画の宣伝だ。

「ナイトスクープ」の司会は映画にも出演の西田敏行さんだし。

関西での視聴率は毎週20パーセント前後。

ヨル11時17分からの放送で、だ。

こういう番組は他どこにもない。

もっと全国的な話題になってもいいんだが。

「東京」一極集中を否応なく感じる。

それにしても三谷さん、やることが粋である。

と書いてるボクのこのブログは、三谷さんの宣伝にうまく乗せられ、二次的宣伝の片棒をしっかり担いでいる。

そして、「ナイトスクープ」の宣伝までしてしまった。

かなり天邪鬼なボクをこうして乗せるところも上手いやり方だ。

著名人の人気ブログのスタイルが大体固まってきている。

更新は一日複数回。文字は少なめ。写真は多め。できるだけプライベートライフを匂わせる形で。さりげなく、と見せかけてしっかり宣伝(これが一番の目的!)。

三谷さんのブログはしっかりこれをすべてクリアしている。

著名人じゃないけど、ボクもマネしよ~かな~~、ってやりません!

このまま、当面シンプルスタイルでやります。

引き続き、ご贔屓に!!

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2008年4月10日 (木)

向田邦子さんがとても好きだ。勝手にモノを書く上での師匠いや、超師匠と思っている

向田さんの名前を冠にした、「向田邦子賞」という、優れたテレビドラマの脚本、およびその作家を表彰する賞がある。

今年で26回目。

新聞報道などは小さなものだったが、今年は、「わたしたちの教科書」が受賞した。

ほら、やっぱりね!

「やっぱり」がわかっていただける方は、このブログのヘビー読者の方だろう。

脚本は、坂元裕二さん。

よかった、本当に。

向田さんも喜んでいることだと思う。

若い方のために。

向田さんは、元々雑誌編集者から、脚本家に転じ、作家となり、ほどなく直木賞受賞。

そしてそれからさほど時間が経たない時期に飛行機事故で亡くなった。

文章がスゴイ。スゴ過ぎる

爆笑問題の太田クンも好きらしい。

NHKで番組やってたな。

そんな作品を多くのヒトが観るようになればいいのになあ、と思う。

賞(評価)と人気(視聴率)はかなりの確率で一致しない。

これが今のテレビドラマ(に限らないけど)の不幸のひとつだと思う。

坂元さん、「わたしたちの教科書」スタッフ、出演者の皆様、おめでとうございます!

余談だが、真木よう子さんも出てました。

好きな方はどうぞ。あ、映画「ゆれる」の彼女の芝居は最高です。

SPまで知らなかった方、特にお勧めです。

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2008年4月 7日 (月)

昨日、夜7時からの、「鶴瓶のクイズジャパン」、今のTBSの迷走状態をよく表した番組になっていた

鶴瓶サンは好きだ。

昨日のスペシャルでも、かなり力が入り、ガンバッテおられた。

ガンバッテいたのには理由がある。

鶴瓶サンはかつて、大々的に東京進出を図ってウマくいかなかったことがある。

関西中心に活躍していたタレントだったのが、全国ネット番組で、一気に2つの司会を始めた。

そのうちのひとつが、TBSの番組だった。

もう相当昔のことである。

数字的に結果を出せず、早々にそれは終わった。

今回の「クイズジャパン」で、ともに司会を務めた、中井美穂サンが、

「TBS、お久しぶりですよね~」

と振っていたのには、そういう経緯がある。

さて、前半から軽快に番組は進んだ。

ただ、クイズのひとつひとつは、どこかの人気番組をパクったものがほとんどだ。

まあ、オキテなきテレビの世界、それは目をつぶろう。

徹底的によくなかったのは、最後の難病の少年の件だ。

言うまでもないことだけど、万が一誤解を受けてはいけないので、書いておく。

あの難病の少年の治療費が、皆の善意によって集められ(6000万円だったか)、手術も成功する、

そのことは、とてもいい話だ。間違いなく。

ただ、入れ込む番組が違う。

よく、笑いあり、涙あり、という表現を使うが、あの手の涙の後、アホ話をしようと思っても、それは成立しない。

厳しい言い方に過ぎるかもしれないが、スタッフは欲張りすぎたのではないか。

はっきり申し上げて、アホなお気楽なクイズ番組として最後まで押し切ってしまった方が、番組としての訴求力は高まった。

もし、毎分視聴率で、難病少年のコーナーが、数字を上げていたとしても、それは、スタッフは喜んではならない。

鶴瓶さん、ラサール石井さんらが、エンディングに向けて当惑している姿をも番組では映していた。セリフも含めて。

二重にいただけない。

「ボクたちの企画、ちょっと、ざんないです」

チョットわかる視聴者には、そうカミングアウトしているようなもんだ。

一切その手のコメント、空気をカットする。少なくともボクならそうした。

なんだが、迷走しているzo。TBS。

民放の雄の復活をマジで願っている。本当に、心から!!

TBSに知り合いもいるのに、ちょっと書きすぎたか、お許しを。

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2008年4月 4日 (金)

志村けんさんが、クイズとゲーム番組には出ない主義、ってブログで語ってた。わかるな~~。

ほんとに、今期のスペシャルはクイズが多い。

軽く、どこからでも観られる手軽さが受ける。

志村さんの言葉、わかるな~~~。

芸人は芸を見せてナンボ。

そういうメッセージを若手中堅芸人、あるいは、テレビの作り手、しいては視聴者に送ってるんだろうと思う。

さて、ボクも大好きな、鶴瓶さんとの、年に一度の正月競演番組、「あぶない交友録」、ナイナイも活躍する、テレビ朝日の番組がある。

番組の売りは、お色気ボウリングだ。

「あれ、ゲームじゃね~の?」

と、思ったアナタ。

確かに。

でも、あれは、芸人が芸を見せる、魅せる、という意味で成立している。

単に、ボウリングをしているのではない。

芸人3組のトークのガチンコだ。

その違い、わかっていないヒトも多いんじゃなかろうか。

ちょっと、安直すぎる。今回のスペシャル編成だ。

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2008年4月 2日 (水)

字が大きくなった新聞、要するに、ターゲットを上に絞ろうってことでしょ~か?

「字が大きく、読みやすくなりました~~!!」

と、喧伝している各新聞。

もともと、若いヒトたちは字の大きさは気にしない。

イマドキの携帯をイキって使いながら、字の大きさを最大にしているボクら世代以上に訴求するコピーだ。

生き残りをかけ、シニア層により力を入れているということの現われ。

これはテレビにも当てはまる。

主役はいまやお年寄り、というと言いすぎだが中高年層だ。

それはそれで大事なんだけど、若者層をきちっと開拓いていかなければ先細る。

クルマ業界も、そう。

若者よ、どこいっとんね~~~ん(好きです、髭男爵)

帰ってこ~いYo~~~~。(松村和子より、ってこれが、おっさん)

ガソリンの安売り合戦の報道に、みなさま慌てませぬように。
すぐ落ち着きます。安い店に長いこと並んでも、時給換算すれば、しれてます。

落ち着きましょ、ね。

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2008年3月31日 (月)

新宿モリエールでお笑いを、六本木インボイス劇場でブルーマン、サントリーホールで4×4を鑑賞。

当たりもあったしハズレもあった。

でもブルーマン、ボクは結構楽しめた。

ただひとつ、開演前にスタッフの女性が諸注意を地声でガナリたてていた。

あれは頂けない。

詳しいことは書かないが、諸注意的なもの、オープニング前のひとときを小粋な演出をしようとせっかく試みているのに、あの金切り声でいささか興醒めになってしまった。

まあ、善意に解釈すれば、ベタでストレートな注意をしなければならないほど、観客のマナーがなっていない、ってことか。

只今、京都へ帰る新幹線。

前の席、品のカケラもないオヤジがフルに座席をリクライニングしている。

靴で頭を思い切り叩きたい妄想に駆られる。

新聞の片隅に、女子大准教授、新幹線社内で暴行!と載るケースをイメージし、思いとどまり、気晴らしにブログ更新した次第。

ヤッパ、ベタな注意も必要なんやね。ブルーマンスタッフの気持ち分かる、の巻。

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2008年3月30日 (日)

オールスター感謝祭、もう役割は終えた気がする。

楽しそうな雰囲気が伝わっこないのだ。

司会の島田紳助氏も、島崎和歌子チャンも、200人の出演者たちも、そしてスタッフたちも、だ。

空気は画面を通じて視聴者に確実に伝わる。

芸能人の中では圧倒的に芸人が好きだ。

しかし、のべつまくなしに出せば良いというものではない。

バランスというものがある。

象徴的だったのは、芸人の悪いパターンの前ノメリに辟易する、非芸人の表情をカメラがシバシバ捉えてしまっていたことだ。

基本的に映したくない絵をそれだけ晒しているという事は、現場はさらにきつい空気が流れていたという事だ。

放送時間の訂正を何度も何度もコメントするのも頂けない。

自局の番組の宣伝なのである。

笑って流した方が視聴者への印象は、遥かにいいはずた。

ヒステリックに訂正を要求する内部の責任者の姿が浮かぶ。

ギャル曽根チャンに、京都風たこ焼きを食べさせる。

もう見たくない。

ギヤル曽根チャンは何も悪くない。

企画を恥ずかしいと思うべきだろう。

何より、あのたこ焼きが少しも旨そうに映っていない。

キャベツを入れて紳助京都風、勘弁して欲しい。

皮肉な言い方だか、観てよかった点がただひとつ。

マラソンで二位入賞したそのまんま東国原知事に、紳助氏、

「いまのあなたが羨ましい!」

と、心のこもったコメント。

番組内の彼の発言で、一番リアルだった。

クイズ優勝した品川クン、自らヌルヌル土俵に飛び込む姿も、なにか哀れだった。

もう終わりましょう。

もし続けるなら、バランスと暖かさを意識して。

しかし、そのまんまさん、公務より今回のマラソンのスケジュール抑えの方が早かっただろうな、多分。(断言では、ないけどね)

以上、東京に向かう新幹線より。隣の団体がうるさい。

中島義道サンの本でも読んで欲しい。

読みそうにない連中だが。

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2008年3月26日 (水)

昔から「自分さがし」という言葉が大嫌い。会議の席で激怒したこともある。

なぜ、それほど「自分さがし」を嫌悪するのかは、よくわからない。

ボクの許容しがたいライフスタイルってことなんだろう。

「さがしとけ!一生!!」

って言いそうになる。

ただ、教え子には決して言わない。

なんせ、主観だから、ボクの。

ニッコリ笑って、グッとガマンする。(エライな、そうでもないか)

で、中田英寿クンの話になる。(読者の予想通り)

「自分さがし」といえばこのヒトだ。

まず、言っておくけど、中田クンのことが好きか嫌いかといわれれば、「興味ない」と答える。

応援する気もないし、糾弾するつもりもない。

今朝あたりのワイドショーでは、

「中田、自分さがし完了」という見出しとともに、ブルガリのオフィシャルイベントに出席していた、中田クンや黒木メイサちゃんを映し出していた。

「自分さがし完了」は、中田クンのセリフではない。

ただ、

「やりたいことも見つかってきたので、今年は仕事していきたい」

っていうニュアンスのことを本人が語っていた。

中田クンの動きでのキーウーマンは、サニーサイドアップの女社長である。(次原悦子サン)

バックには大手広告代理店もしっかりついている。(といわれている)

「そろそろ、動いておかないと!」

という戦略であることは、予想ではあるが、かなり確度は高い。

ボクが偉そうにそんなことをいわなくたって、かなりのヒトがとっくに気づいている。

一方で、中田クンが単独でいろんなことを決めて動いていると思っているヒトもいる。(それは間違いです)

戦略として、「中田英寿」ブランドを維持するためには、ボチボチ動いていかなくてはならない時期に来ている。そのことは間違いない。

でも、今は、そうした戦略を完璧に見透かしてしまうヒトもかなり多い。

あざとさと解釈される危険性も孕んでいる。

個人的には、

「そろそろ忘れられそうなんで、ボチボチ動いていきま~~~す!」

と、中田クンにコメントさせるのが一番いいと思う。

変化球は、もういらない。

元スポーツ選手で、もっとも成功している芸能人は、誰か?

板東英二サンだろう。

それくらい、難しい。

繰り返すが中田クンには何の興味もないが、ブランド構築の持って行き方に少々の違和感がある。

ベタなことをもっとやったらどうだろう?はい、いらぬお世話でした。

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2008年3月23日 (日)

エンタの神様を観ると、必ずうたた寝をしてしまう。ボクだけだろうか・・・

昨日は2時間スペシャルだった。

レッドカーペットもどきも、TBSが7時から放送していた。

もどきやなあ~。

タイトルの、うたた寝。どうしてだろう?

お笑いはかなり好きだ。

エンタが特にキライというわけではない。

想像するに、あのパターン化した進行が眠気を誘うのだろう。

不思議なことに、気に入った芸人さんのときは、ハッと目を開ける。

これまた不思議だ。

お笑いブーム、どこまで続くか。

かつて、「起承転結なき笑い」という論文を「上方芸能」に書いた。

興味あるかたは、探し出してみてくださいませ。

登録商標取ろうかな、ってムリムリ。はい、すいません。

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2008年3月19日 (水)

すっかり春休み気分も消え去った。ここのところ、かなりの忙しさ。春の雨がなんとなく落ち着く。

そういえば、小泉今日子の優しい雨っていう曲があった。

聴きたい。

昔なら、電リクしたもんだ。

そう、電リクって死語に近いんだろうか。

聴きたい曲をラジオ局に電話を掛けてリクエストする。

ディレクター、スタッフ、出演者と両想いになれば、まさにその曲が放送される。

メッセージも読まれたりすると、もう嬉しくて大変!

もちろん、今もそういう形はあるけど、優しい雨が聴きたいだけなら、ダウンロードしてしまえばいい。

便利だ。

でも、なんか淋しい。

この感情は昔を知っている人間だけが持つ。

電リクって言葉を知らないような人は、淋しくもなんともない。

という事実が、これまた淋しい。

ちょっと感傷的になっております。

昨日、卒業式だったせいだろう。

教え子も、娘も。

言ってる間もなく、新年度だ。

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2008年3月16日 (日)

24時間あたためますか?を観た。そこそこ楽しめた。最優秀演技賞はタカトシのトシくんだったな。

ちょっと集中力がなくなって、画面に目がいってないときもあったけど、ほぼ全部観た。

オムニバスっていうスタイルはそれがある。

短編小説を読むようなものだから、導入はいいんだけど、展開が新しくなるその都度、感情移入しなければならないので、逆にパワーが必要な場合がある。

今回のドラマ、あたり外れはあったけど、そこそこ楽しめた。

最初、勝手によみうりテレビ制作かと思っていた。

「大阪弁を全国のコンビニで!」

みたいなトシの発言(セリフ)で、そう思ったのかもしれない。

hitomi、あるいは鶴田真由チャンなんかが出ていたのには、少しビックリ。

脚本は、っと。

金子茂樹サン。「危険なアネキ」「プロポーズ大作戦」あたりも書いている。

フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞している。(大賞なのか、それ以外の賞なのかもれない)

主役の芸人、トシ(タカアンドトシ)>河本(次長課長)>山崎(山ちゃん、南海キャンディーズ)>藤森(オリエンタルラジオ)

の順だろうか。

三位と四位は微妙なところ。

よしもとオールキャストの部分をもう少し薄めた感じの方がよかった気もする。

ほとんど吉本制作っていってもいい作品の作り方だから、ある意味仕方ないんだが。

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2008年3月13日 (木)

今年の花粉症はかなり強烈だ。しかし、なぜか花粉症は、世間のヒトビトから、笑いを伴って同情(?してんのかな)される。あれがまた腹立つ。

本人は、風邪よりもシンドイ。

頭が慢性的に、ボ~~~っとする。

薬を飲む。

さらに、ぼ===っとする。

ボーーの種類が変るだけだ。

「花粉症には、○○がいいんですよ~」

なんて、花粉症じゃないヤツが時々アドバイスする。

そんなのいりません!

静かに見守ってくれた方がいい。

花粉症歴も、35年近くなる。

マスクもしない。

キライなのだ。

鼻の洗浄も気持ち悪い。

季節の過ぎ去るのをひたすら待つ。

そんなことを書くと、

「○○って方法がありますよ=」

なんて言うヒトがいる。

だから、それがいりませんって!

コメント欄が無くてよかった。

一番、しっくりくるのは、ご同輩たちと、

「今日キテルヨネ」「飛んでますね~」

なんて短い会話、アイコンタクトを交わすときだな。

しかし、なんで、あれこれと世話を焼きたがる人間が世間には多いことか。

まあ、そういうタイプが好きなヒトもいるんだろうしな。

ボクの場合、ほんと、野放し、ほったらかしにしてもらうのが一番好きだ。

あれこれ言われると、途端に冷める。

昔からだ。

でも、アドバイスして欲しいときに、何もないと、それはそれでムカツク。

我ながら、我ままだ。

B型という血液型は自分のためにあるのだろう。(あ、ちなみに信じてません、その手のこと。あくまで流れです。)

しばらく(自分としては)映画館から遠ざかっている。

特に観たいものがない、というのもあるけど、クシャミがとまらなくなると困るからだ。

ごっつ、いいシーンで、そうなると悲惨だ。

ほかの観客の方に迷惑かけたらアカンし、自分も観たいし。(当然、外に出るが)

この間、「笑っていいとも!」を久しぶりに全部観てたら、タモリさんも花粉症らしく、その話をしていた。

タモリさんも、基本的に何もしないという。

一緒だ。

テレフォンショッキングのゲスト、成宮寛貴クンも花粉症らしかった。

男性の読者の方、自らのタイプを、お笑いビッグ3(タモリ、たけし、さんま、ですね)に例えると誰だとお思いだろうか?


ボクは圧倒的に、タモリさんだ。共感するところが満載だ。

ただ、キャラの打ち出し方はかなり違うが。内面ってことだ。

ミュージックステーションの空気のような司会ぶりが、最近特に気に入っている。

「やる気なさすぎ~~」

って思っているアナタ。

まだまだ青いですな・・・。(って言うのが、タモリ的か)

は~、しんど。顔洗おう。

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2008年3月10日 (月)

有川浩さんの「阪急電車」を一気に読む。所要時間2時間半。

最近、堪え性がとみに無くなってきている。

本を買っても、必要なところだけ、チョイスして読むことも多いし、

そうでなくても、一冊を一気に読むってことが減った。

飛び切りの読書好きってわけでもないが、一応活字は好きな方ではあるんだが。

あ、そうそう、先週の土曜日に、サイン会で千里中央の書店に来ていた、川上未映子さんを見た。

テンション高く、一人ひとりに丁寧にサインしてあげていた。

エライな。

で、タイトルの「阪急電車」。すごく読みやすい。

大学院(社会人入学だったので、35歳から、2足のわらじで通っていた)の頃、利用していた阪急今津線が舞台なだけに感情移入もした。

売れている理由がわかる、そんな本だった。

で、ついつい、東京、ってゆうか、関西以外ではどうなんだろ?って思ってしまう。

心なしか、大阪の書店のほうが、京都よりも平積みの高さが高い。

たとえば、「西武電車」、とか「小田急電鉄」って小説が、関西で売られたらどうなんだろ?

そういえば、「池上線」っていう名曲があった、昔。

aikoも、「三国駅」(注、これも阪急の駅)って曲を歌ってた。当時、駅にはポスターすごかったな。

地元に密着した形ってのは、やっぱアリだな。

阪急電鉄の上層部の方々は、この「阪急電車」どのように受け止めてんのかな、ちょっと興味あり。

ちなみに、有川さんの「阪急電車」、今津線の中でも、「小林(おばやし)駅」を厚く描いてます。

今日は、同志社大学の学食で昼食。春休みの大学、悪くない。

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2008年3月 6日 (木)

阪急電車で、ピアニスト?を見た。

昨日の、「相棒」面白かったですね。

ど~も!

本来、テレビ好き人間であるにもかかわらず、テレビの本書くのが辛く(単にシンドイってことです。)て、テレビをチョットキライになりかけている、私が、影山貴彦です!

人間の感情って不思議です。

やらなければいけないことは、億劫になり、やらなくていいことばかり、やりたくなる。情けない。(苦笑)

なんとか3月中に原稿を上げなければ!大学の講義が始まってしまう、あ~~~!

ハイ、頭、沸いてます。

で、今日、阪急電車内、豊中付近にてピアニストを見ました。

プロかどうかはわかりません。

男性です。

そのピアニストさん、阪急京都線が、今日(3月6日)人身事故のため、ダイヤが乱れていたので、車掌さんに

京都の○○へ、より早く行くにはどうしたらよいか、という相談をしていたのでした。

髪は長く、上から下まで、黒ずくめ。

足元はロングブーツ。

で、手には手袋。それも黒。

さて、それで、どうしてボクが彼をピアニストだと思ったか、です。

車掌さんの説明に納得した彼は、空いていた席に座りました。

そして、右手の手袋をおもむろに外し、本を広げ、指を軽やかに本の上で動かし始めたのでした。

目を閉じて、微かに笑みを浮かべながら、右手は明らかに「ピアノ」を弾いていたのでした。

正直、気持ち悪い、というのと、スゴイという感情がボクの心の中に入り混じっておりました。

しかし、やはり「スゴイ」という感情が僅かに勝ったのです。よかった(なんでや!)

「赤い激流」で、水谷豊さんが、拘置所の中で、床に鍵盤を書き、

「英雄ポロネーズ」を練習する、っていうシーンをポーンって思い出したのでした。

そういえば、なんで、拘置所に入ってたんだっけ?まあいいか。竹下景子サンも出てたか?

ってことで、昨日の「相棒」に繋がるわけです。(主演、水谷豊、昨夜のスペシャルゲスト、オセロ中島)

それにしても、ホントに彼がピアニストだったのか、どうかは、謎です。おしまい。

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2008年3月 4日 (火)

高島彩アナ、結婚?報道。沈黙を守ると思っていたら・・・

なるほどなあ、フジテレビの運営するサイトにブログという形で、

「絶対(結婚は)ありません!」との否定発言だ。

ここでも、ブログ大活躍、だなあ。

おっさん世代としては、めざましテレビの中で何かコメントするのでは?

と、期待??し、スクープの翌朝早起きした。

ちなみに、ボク自身、高島彩アナのファンでもなんでもない。

根っからのミーハー心で、だ。

案の定何もなかったから、

「そうか~、やっぱダンマリだな」

と思っていたら、上記の通り。

ブログでネタに使われていたお兄さん、どんな気持ちなんだろ?

「オイシイ」と思うか、「(オレのこと)イジッテんじゃね=よ!!(怒)」なのか。

ボクなら、後者かな。

ま、とにかく、今回のこともボク的にはネタになった。

3月末にブログネタで学会発表する。

しかし、何でもネタにするナ、我ながら。

ちなみに、3月27日、日本コミュニケーション学会、春季発表会で。でございます。

よろしかったら、どうぞ。(ウソです。恥ずかしいです。ほな、書くな、って話ですが、そのあたりもブログならでは、ってことですな・・)

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2008年3月 1日 (土)

惜しいなあ、「エジソンの母」。どうやったら視聴率を獲ることができたか、勝手に考える。

いいセンいってるのだ。「エジソンの母」。

でも、視聴率は「うなぎ下がり」(注、誤用)。

エピソードを詰め込みすぎなんだな。

役者陣たちはそれぞれ頑張っている。

特に、エジソンクンはこれから仕事が殺到するだろう。

ひとつひとつの話が中途半端になっている。

エジソンクンを本線にするなら、もっとグイグイ押していい。

成功した「斉藤さん」との大きな違いはそこだ。

グイグイ押さなければ。

押しすぎて、視聴者からアレルギーが出ることもあるけど。

でも、今のドラマ、視聴者のご機嫌を変に取りすぎるものが多い。

もっと、ガンガンいきましょ~。

あと、やっぱ、「エジソンの母」ではなく、

「エジソンの先生」

のほうがタイトルはよかったな。

途中でコンセプトが変ったのかもしれないけど。

以上、おおきなお世話でした。

さて、今、テレビに関するネタで、6冊目の本を執筆中だ。

苦しい、でも充実している。でもしんどい。(どないやねん!!)

秋くらいには報告できると思う。

それにしても、ブログのようにお気軽に筆が進むといいんだが。

なかなか、そうはいかない。

体調万全、ボチボチ頑張ろう。みなさんもご自愛を!

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2008年2月27日 (水)

講演の依頼を頂戴した。普段からお返事の基準として、都合がついて、面白そうなら行くことにしている。今回は、かなり面白そうだった・・・でも。

なんせ、依頼主が、嫁さんがかつて勤務していた会社(製薬会社)からだ。

無論、ボクとの関係は知らない。当然ながら。

しかし、大学のゼミがある日だった。

行ってみたかった。

ザンネンながら断念した。

本業第一!

エライな、ボクって。(当たり前、ってか?)

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2008年2月25日 (月)

ブログのアクセス数が突出して増えた。「そうか~、みんな銀行に怒ってるんやなあ」と一瞬思った。が、この予想は外れ!正解はR-1、三谷幸喜サン、朝日新聞、世界のナベアツ、日経トレンディだ。

ブログ暦も1年半を過ぎると、流れのようなものが見えてくる。

お蔭様で、ケッコウな方にアクセスして頂いて喜んでいるが、とはいえ、売れっ子芸能人のようなレベルではない。

当たり前だが。

それがコノ前の週末、異常なアクセス数を記録した。

かなり前から、自らの日常的なネタは極力抑えて、メディア批評にしている。

その方が、知り合い以外の読者には評判がよく、ほぼそのパターンで更新している。

前回、相当ムカツクことがあったので、いつものパターンを変えて、自らのネタを書いた。

こういうネタは、書いた本人がかなりスッキリする。

そういう効果もブログにはある。

で、書いた直後、アクセスが驚異的に伸びた。

「ほ~~、銀行に怒ってるヒト多いんやなあ」

と、解釈していた。

実際、知人から、何人も、

「わかる、分かりすぎるくらいわかる~~~!!」

と共感のメッセージを貰っていた。

注、ちなみに、給料振込み変更手続き完了しました(前のブログをよかったら見てください)

でも・・・。

知り合いでない人が、

「お、銀行ネタや~、うお====」

とアクセスする可能性は考えてみると薄い。

アクセス解析を調べた。キーワードは、

圧倒的に、「三谷幸喜」、「朝日新聞」、「コラム」、「世界のナベアツ」だった。

なるほど、でも、ボクがこのネタでブログを書いたのは、1月11日だったはずだが・・・。

さらに調べた。

日経トレンディの記者が、R-1を振り返っており、その中で、

「三谷幸喜が朝日新聞のコラムで絶賛していた世界のナベアツは3位・・」

という表記があった。

そして、それはネットにアップされていたわけだ。

業界人の多くは、三谷さんのコラム「ありふれた生活」をかなりの確率で読んでいる。

けれど、ごく通常のお笑い好きの若者たちにとって、三谷さんに注目することはあっても、朝日新聞を必ずしも日々熟読しているとは言えないだろう。

そんなヒトが今回の日経トレンディの流れで、ボクのブログにまで漂着してくださった、ということなのだろう。

いや~、おもしろいもんだ。

ちなみに、三谷さんが、ナベアツとともに絶賛していた、TKOの二人も確実にキテイル。

三谷効果もあるのもしれない、多分あるんだろうな。

余談だが、TKOの木下クンが、

「めちゃイケ今度、進出します!」

と嬉しそうに報告してくれた。

よかった。

やっぱ、「めちゃイケ」は特別なんだな。芸人にとって。うん。

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2008年2月21日 (木)

メディア評でなく申し訳ないが、しばしのお付き合いを!とある金融機関に対してマジで怒りを覚えた。キレたという安いものではない。本気で怒った。

まだ体調が一進一退なので、在宅で、急ぎの仕事をこなしていると、とある銀行から電話。

午後2時だ。

ボクが提出した書類に不備があるという。

それはそれで申し訳ないことだ。だが、まずは、およそサービス業とは思えない事務的、高飛車な対応に、怒りのボルテージが50パーセントほどをマーク。

その後、苛立ちを抑えながら(なんせ間違っていたのは自分なのだから、反省すべきは、して、だ)

以前から気になっていた別件の質問(ローン返済に関することです)をしたところ、

そんなの私の範疇じゃないわよ~~~、という態度が電話でも丸分かりのゾンザイ、かつ失礼至極な受け答えをしてきた。

ハイ、ここで、爆発です。

久しぶりです。休火山の噴火です。

ほんとに、いつ以来だろう、あんなに怒ったのは○○カメラ以来だろうか。(知ってる人だけ笑ってください)

「ハイ」という返事ができない。「ハーイ」(しかもテンションは投げやりで。字で表現するのは難しい)と繰り返しやがる。

まずは、そこを注意すると、そのときだけはマニュアル通り、

「影山様申し訳ございません」

と抜かしヨル。

多分、「○○様」って呼びかける、っていうマニュアルがあるんだろうな。

でも、10秒ほど経つと、気のない、抜いた返事をまた繰り返す。

かつて、桂ざこば師匠が

「銀行は他人の金を運用して成り立ってる商売なんやから、こっちがローン返しに来たら、クス玉のひとつでも割って、おめでとうございます!の一言くらいあってもええんちゃうんか~!」

と言ってたのを思い出した。

ざこば師匠ならではの珠玉の話だが、今日の銀行員も客に対する感謝の念がカケラほども感じられなかった。

怒りをキム兄も真っ青なくらいブツケた後(大げさでなく)、

「本当に申し訳ございませ・・」

っていうのを途中で制して電話を切った。

怒るときの自分の作法がある。

①必ず本人の前で言う。

②第三者にチクらない。

だから、今回のことも、どこの銀行の誰だとは決して言わない。書かない。

けれど、今回のことで、この銀行とお付き合いをやめることを強く決心した。

まずは明日、大学で給料振込み銀行の変更手続きの申請をするつもりだ。

手帳にも忘れないように書いた。

銀行にとって、個人の顧客は吹けば飛ぶようなもの、ゴミみたいなものかもしれない。

でも、そんな小さな取るに足らない奴だって、ケッコウな情報持ってる場合があるねんぞ。

それを、ゆめゆめ忘れてはいけないと思う。

そして、ボクのような決して気の長いとは言えない人間にとって、「マニュアルトーク」は時として怒りを増幅させる場合がある。ここは、ポイントだと思う。

今回、よかったこと。

①怒ったせいで、体調がかなりよくなった!

②ローンを早めに返済する踏ん切りがついた!(早めにそこと縁を切るってことですね)

向こうにしてみれば、微々たる儲けだろうが、それさえさせてたまるか!って思いだ。

フ~~、スッキリ。

ご清聴ありがとうございました。

さ、明日から全快、全開で行こう。

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2008年2月20日 (水)

昔、角淳一さんが、「病気して、かなりしんどいときに、まず聴けるのはNHKのラジオ、それから、民放のラジオ、それから、NHKのテレビ、で、すっかり元気になって、やっと民放のバラエティが観られるよ~になる」、って言ってた。

あれは、番組を終えた後の、なんとはないアフタートークのときのことだったと思う。

聞いたのは、角さんが病気をなさって、しばらく休養し、かなり元気になられていたときだから、10年くらい前だろうか。

2週続けて発熱した。冗談かよ!と思ったが。

なんとか、1日半ほど寝て復活した。

テレビをつけている時間は増える。熱にうなされながら、角さんがかつて言ってた言葉を思い出しながら、「ちちんぷいぷい」を観ていた。

確かに、これは病人にも優しい作りになってる。

ダウンして、初めて気づいたことだ。

「薔薇のない花屋」

これは病人に優しいようでやさしくない。

今回いささかイマイチだと感じながら、一方でこちらのコンディションのせいか?と思っていたら、数字も最低を記録していた。よかった、間違ってなかった。

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«映画「歓喜の歌」を鑑賞。あまりヒットしているとは言えないようで、とあるサイトの評価でも68点(一般の人々)とどちらかというと低い・・